【Burrn!】Enuff Z’nuff掲載号  その1(〜1999)

Enuff Z'nuff (w/ DV)

創刊以来しばらく買ってた日本が誇るHM/HR専門誌「ぶるるん!(BURRN!)」。
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それまでは「Music Life」ぐらいしかなかったけど、1984年「ぶるるん!」創刊、そして同じ年に開かれた最初のロックフェスティバル「SUPER ROCK’84」を皮切りにメタル人気が高まっていき、「ぶるるん!」の存在感も増していきました。
(ちなみにズナフはその1984年に結成されました。)

創刊前のNWOBHM、そして創刊後のLAメタル、Zepもどき、Gunsフォロワー大量増殖、グランジ、ラウド?などいろんなブームがありましたね。柔道着着たパンテラ(血迷ったかぶるるん!)あたりまでは買ってたでしょうか?あの辺から知らないバンドが増え始め、ズナフやハノイ関連が載っていないかパパッと見るくらいで買うのをやめちゃいました。

なので、今になってズナフの昔の記事を探している始末。
多くなってきたので2つに分けました。
ここでは1999年までを掲載しています。

ズナフは以下の刊に掲載されています。
「ぶるるん!」
1989年12月号
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この号ではデビューしたてのバンドとして、カラー見開き2ページにわたりドニー、チップにそれぞれ別々にインタビューしています。
インタビュアーは林洋子さん。

ヴォーカルに関して影響を受けたのは?

ドニー:長いこと、とにかくBeatles、Beatles…だったから、初めはポールマッカートニー。…声変わりして低い声になってからはジョンレノンの曲を歌うようになった。…あとはスティービーワンダー、マイケルジャクソン、Four Topsなどのモータウンのシンガーが好きだった。俺はよく出来ているいい曲が好きだから。

ドニーとはそんな風に出会ったの?

チップ:知り合いのミュージシャンがドニーのヴォーカルの入ったテープを聴かせてくれたんだけど、ジョンレノンによく似た歌い方をするそのヴォーカルに惚れ込んでしまったんだ。

(あれ?そうだったの…)

また、この号のアルバムレビュー欄には、デビューアルバム『Enuff Z’nuff』のレビューが載っています。
レビュー担当は広瀬さん。いま読み返してもなかなか的を得た内容になっています。

1991年5月号
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Burrnin’ Vinylにアルバム『Strength』のアルバム評あり。レビュアーは平野さん。また、同Cross ReviewにはMr.Bigの『Lean Into It』!
(関係ないけど、輸入盤アルバムのレビューには、バンドKill City Dragonsが。Hanoi Rocks関係ね♪)
Newsの中では、同時期にアルバム発表するMr.Big、そしてThe Throbsと共にイギリスツアーを行う予定がある、とあるな。

この時期、HR/HMシーンについて空洞化が叫ばれてますね。

1991年6月号〜2018.04.22追記〜
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チップ:「Baby Loves You」は、本当はデビューアルバムに入れる予定で、俺が歌うということで書かれたはずなんだけど、完成したら、ドニーが「お前が歌うには良く出来すぎてて勿体ない」と、奴が歌うことにした歌なんだ。チクショー!(笑)
インタビュアー:あなた達がBeatlesをカヴァーするとしたら、どの曲を選ぶ?
チップ:「Revolution」誰にも負けないという自信があるぜ。

ドニーがこの時好きで聴いているバンドはKing’s X、Replacementsだと言ってんな。

1993年5月号
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アルバム『Animals With Human Intelligence』のプロモーションのために来日したときのチップとドニーのインタビュー。

ドニー:大体チップは俺をクビにした時、ヴィンスをENUFF Z’NUFFに入れることも考えたんだぜ。
インタビュアー:ドニーもバンドから追い出されたことがあったんですか?
ドニー:そう、のろまだったからさ。(笑)

チップが実権握ってんだな。

1994年11月号
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Chip & Donnieとしてのドニーのインタビュー
Chip & Donnieとしてアルバムを出そうと言い出したのはどちらですかという質問に対して…。

ドニー:…もう音楽をやることに情熱を感じなくなっていたし、バンド活動なんて冗談じゃないと思っていた。だけど、すべてを捨ててしまうことは、Enuff Z’nuffのメインソングライターである俺が辞めることになるわけで、そうなると俺の大切な兄弟(ブラザー)の夢を打ち砕くことになってしまう。だから、…

1996年2月号〜2018.04.22追記〜
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アルバム『Peachfuzz』に伴うドニーのインタビュー。

インタビュアー:あなたの個人的な思い入れのある曲は?
ドニー:そうだな…。「Happy Holiday」や「Message Of Love」もキャッチーで俺の好みだけど、1曲選ぶとなると、断然「Rainy Day」だね。

インタビュアーは幅さん。いつになくドニーが真面目に答えています。レコードレビューのページにアルバム『Peachfuzz』も掲載されています。
1998年8月号
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ニューアルバム『Paraphernalia』をチップが語る。

チップ:ドニーは素晴らしい曲を沢山書く。ドニーに訊けば、チップと一緒に書いた曲が好きだと答えるだろうが、俺はドニーが書いた、静かで穏やかな曲が大好きだ。

1998年12月号
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1998年9月のデビュー10周年にして遂に実現した初来日公演、そのレポートとバンド全員でのインタビュー。

インタビュアー:日本のオーディエンスはどうでした?
ドニー:凄かったよ。
チップ:考えていた以上だった。…ショウはソールドアウトになるし、皆曲をちゃんと知っててくれたし、すごく感動的だった。日本に来られただけでも嬉しくてたまらない。もう次が待ちきれないよ。

分量が多いので2つに分けました。
続きをどうぞ。

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