【Music Life その4】 Enuff Z’nuff インタビュー

Enuff Z'nuff (w/ DV)

1993年2月下旬から同年3月上旬にかけてアルバム『AniMaLs WitH HUmAn InTElLiGeNcE』のプロモーションの為に来日。ヴィッキーの脱退のこと、レコーディングのこと、お薬のことなどなど。

Music Life 1993.5 Donnie VieChip Z’nuffのインタビューとなぜかボーリングレポ(意味わからんね)3ページカラー

ドニー:それに「Innocence」と「Right By Your Side」はヴォーカルとギターをチップの家で、8トラックで録音したんだ。それをリッチーがプロデュースしたんだ。もちろんクオリティ的には高い音ではないけど、かえってそれがいいってみんな気に入ってくれたよ。だからよく聞くと、電話のベルや人の話し声も聞こえるんだ。ファースト・テイクと言うよりも、もっと初期の段階、メロディをつけて、初めて声を出して歌った時のものをそのまま使ったんだ。

ー 今回のアルバムを制作するにあたって、50曲もの曲を書いたそうですがその中から12曲(日本は13曲)を選ぶというのは至難の技だったのではないですか?
チップ:全くだね。でも、残った曲だって捨ててしまうわけじゃないからさ。事実ネルソンが2曲を新作に入れてくれるというし、チープ・トリックの新作にも提供することになるかもしれない。今、手元には未使用の曲が200曲くらいあるよ。ただ残念なのは、アトコ時代のものは手放さなくちゃいけないことなんだ。

レポート後記

「タワーレコード新宿店』にてサイン会を行ったがこちらも盛況で、プロモーション1日目から超ご機嫌のハイパー状態になったふたりなのだった。何たって、控え室に戻ったドニーが 「ここは天国か!? 誰か俺の頬をつねってくれい」と叫んでいたそうだから(笑)。 

この号にはアルバム『AniMaLs WitH HUmAn InTElLiGeNcE』のアルバム評と裏表紙の裏面全面カラーの広告が載っております。

Music Life 1993.6 Enuff Z’nuff(Donnie Vie)のポスター

日本の雑誌でイナフズナフEnuff Z’nuffが表紙になったものはなく(海外でもないのかも)、ポスターになったのも唯一この号のみ。う〜ん…。タイミングがあるとはいえ表紙にできるときにしておかないと。
今でもぶるるんの表紙って往年の名バンドKISS、MSG、Whitesnake、Bon Joviあたりが結構な頻度で表紙に登場していますもんね。個人的には嬉しいけど中堅バンドの化けるチャンスも与えないとロックシーンも尻すぼみになっちゃうよ。
1984年以降にデビューしたバンドで目玉になりそうな柱として育ったバンドってあんまりいないもんね。Helloween、Guns N’roses、Mr.Big(これらバンドでも十分古いって言われそう…)…あと何かあったっけ。

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