【Burrn!】インタビュー Chip & Donnie(1994.11)

Enuff Z'nuff (w/ DV)

Enuff Z’nuffに何が起こったか?その真実に迫る! 

そんな副題のついたドニーへのインタビュー。
1994年11月は1993年にサードアルバム『ANIMALS WITH HUMAN INTELLIGENCE』を出すもレーベルから契約を切られ、またオリジナルメンバーであるDerek Frigoの解雇。そんなこんなでどん底から這い上がろうとしているタイミングでの貴重なインタビュー。

ドニー:…俺はドラマーのリッキー(パレント)と楽しむっていう純粋な理由から再び8トラックでレコーディングを始めたんだ。レコード会社のプレッシャーも、締切りもなく何となくプレイしたいなって思い始めて、曲を作るようになったのさ。…CHlP&DONNlEENUFF Z’NUFFデレク抜きという感じかな。元々へヴィな面とソフトな面がバンドにはあったし、それをそれぞれのバンド形式でやろうと思ったんだ。ENUFF Z’NUFFのファンはまだ一杯いるし、アメリカでも未だにアルバムは沢山売れている。だからいきなりENUFF Z’NUFFを解散させるなんて真似はしたくなかった。軽めの曲をひととおりレコーディングしてみて、その後はどんどんヘヴイな曲が完成していった。チップ(ズナフ)との作業も、またバンド活動がやれるぞって手応えを感じてからはどんどんはかどるようになっていったし、気がついてみたらアルバム2枚完成していたんだ。
…このCHlP&DONNlEをやってみて、俺はまたやる気が出てきたんだ。ギター・パートの殆どを俺が担当し、俺には無理だというパートはジーノ・マルティーノに頼んだよ。それにデレクも数曲参加している。CHIP&DONNlEのアルバムの中で4曲ぐらいソロをとってるんじゃなかったっけな。まだ、完壁に解雇すべきなのか迷ってた時期で幾つか弾かせてみたけど、彼の方もENUFF Z’NUFFに不満が一杯あって、俺達も頭にきてたことが沢山あって、別々の道をいくことにしたんだ。…

Burrn!1994.11

wikiサイト情報ではクレジットにあるKurt Fang(5曲に参加)がDerek Frigoとありますが、このインタビューでも改めてそれがDerekなんだなということがわかります。デレク抜きと言っている割にDerek”Kurt Fang”Frigoのギターがこのアルバムでも的を得た優しいフレーズで楽曲に華を添えています。
あと見落としがちですが、”ギター・パートの殆どを俺(ドニー)が担当”とな。当然ながら素晴らしい!

デレクの名前を隠したのは、こんなにいいフレーズを奏でているのになんでデレクを解雇したのん?やっぱりデレクは凄い!って変に話題が集まらないようにってことなのかな。
以前Q&A Sessionにも投げてみたけど、他の質問は答えてくれたけどこの質問はスルーやった^^;

Chip&Donnie名義で作られたアルバム『Brothers』はこの後Enuff Z’nuffのアルバム『Seven』として発売されています。

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