今更ですが…、Chipのインタビューが Illinois Entertainer August 2020に掲載されていてターニングポイントにもなっている発言が載っているので残しておきます。
2020年8月といえば前月７月にDonnie Vieがいなくなってから２作目にあたる 『Brainwashed Generation』を発表したばかりのタイミング。プロモーションも兼ねてのこのインタビューなのだと思いますが、パンデミックでコンサートの中止が当たり前になってきた時期でもあります。
ここでチップは例の発言をしています。
“ドニーがバンドを脱退したとき、彼が最初に言ったのは、「もし君が続けてEnuff Z’Nuffと呼ぶなら、歌を歌った方がいい、少なくとも君がステージの真ん中にいるときは、誰もがEnuff Z’Nuffだとわかるようになるからね」ということだった。そして、まさにそれを実行したんだ。
https://illinoisentertainer.com/2020/08/feature-enuff-znuff-still-flyin-high/
実際、ドニーが脱退した後しばらくの間はギターのJohnny Monacoがボーカル兼ギターを務め３ピースの時期がありました。モナコはドニーそっくりに歌うことができます。しかしその頃の動画を見てもいまいちパッションが感じられなく、モナコの歌もEnuff Z’nuffのカバーバンドを見せられているようで、このままどうなっちゃうんだろうというのが正直な感想でした。（モナコが脱退した時はひょっとしてチップのカミさんがボーカルやるのかなと勝手に思ったこともありました^^;ガラッと今までのイメージを変えて…、Andy MccoyがHanoi Rocks解散後、Anitaを迎えてCherry Bombz結成した時みたいに…^^;）
そんな紆余曲折を経てチップがフロントマンになり、ギター２人を左右に従え今のラインナップに繋がっていきます。
これがこの発言につながるわけですな。
