Enuff Z’nuff 初期(1st〜3rd)の代表曲まとめ

Enuff Z'nuff (w/ DV)

数多くのハードロックバンドが隆盛を極めていた時代の末期ともいえる1989年にアルバム『Enuff Z’nuff』でデビューしたイナフズナフ
そこからメンバーの脱退、死去など様々な困難を経るも、2023年現在バンド創設者の一人であるベースのChip Z’nuffを中心に活動を継続しています。2022年にはアルバム『Finer Than Sin』を発表するまでに至っています。「継続は力なり」ですね。
一方、バンドのもう一人の中心人物であるボーカルのDonnie Vieは、2013年に2度目の脱退。2019年にはアルバム『Beautiful Things』の日本盤を発売、2023年現在は月1ペースでライブ活動を続けています。

非常に多作な彼らですが、この機会に初めてイナフズナフの名前を聞く方もいらっしゃると思うので、彼らの代表曲をまとめておきます。

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今回は1stアルバム『Enuff Z’nuff』〜3rdアルバム『Animals With Human Intelligence』の中から。この時期が一番乗りに乗っていたといっていい時期になります。彼らの中で「初期」といっていいでしょうか。

1stアルバム『Enuff Z’nuff』

デビューシングルである「New Thing」


この派手な見た目にポイズンフォロワーみたいに見られてしまったところもあるのですが、音楽的には非常にまとも。ポップでクセになる音楽をやっています。

2枚目のシングル「Fly High Michelle」


この曲がバンドの最大のヒット曲(全米47位)で、あちらのラジオでも流れるのはたいていこの曲か「New Thing」です。
この見た目に引かないでくださいね〜^^;

2ndアルバム『Strength』

14曲収録された大作。曲によってはバイオリン、メロトロンを使うなど、引き出しの多さが感じられます。
1曲1曲個性が際立っており、全体的にどことなく哀愁が感じられるところなどはほかのアメリカのバンドにはなかなか見られません。ファンの多くがこのアルバムが一番というのも頷けます。

「Baby Loves You (live) 」


この映像は、この後の3枚目のアルバムが出た頃のテレビ出演時のもの。
右の方に映る4人がメンバーで、そのうち後ろの方でギターを抱えているのがドラムのVik Foxx。3枚目のアルバムが出るときにVince Neilに引き抜かれているので、ドラムではなくギターでなら出てもいいだろうみたいな感じで出てるのでしょうか。

「Time To Let You Go (Unplugged 93)」


アルバム最後を飾る名曲。この映像も3枚目のアルバムが出た後の頃で、Chip Z’nuffDonnie Vieの二人でのアコースティックライブから。The Wildheartsなどほかのバンドもカヴァーしています。

「Blue Island」


この曲もファンには根強い人気で、2009年来日時もリクエストに応えやってくれました。

これ以外にも良い曲ばかりなので是非聴いてみてください。

3rdアルバム『Animals With Human Intelligence』

アルバム発表直前にバンドの屋台骨であるドラムのヴィッキーをヴィンスニールに引き抜かれ、アルバムカヴァーも3人の絵になっています。なお、このアルバムは、ヨーロッパではメジャーレコードから出ていないようです。良い曲入っているのにもったいない。
キラーチューンが多く、日本では一番売れたんじゃないでしょうか。

なお、このアルバムのジャケ新装盤が2023年12月に国内発売されます。やった!

「Right By Your Side」


ノリ良く適度にポップな良曲。
このあたりの曲はマイベストのMD選曲するときには必ず入れていました。大好き!

「Fingertips」


ボーナストラックでの収録でありながら、本当の意味でのボーナスじゃねぇかとファンの間でも好きな人が多い曲。なんでこれがオマケなんだ?

こうして並べていくと優しい曲が多くなってしまいますが、各アルバムクセになる良い曲がちりばめられていますので、興味があれば聴いてみてください。
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