ようやく日本での発売が叶ったドニーのソロアルバム『Beautiful Things』(2019)

Disco/DV Donnie Vie timeline

待った甲斐があったと言うには余りある渾身のアルバム『Beautiful Things』(2019)

アルバム聴き始めの衝動書きなぐり編

どえらいアルバムが届きました。
応援してきて良かった^^/
ドニーヴィーの本気のやつです。
いつになくポジティブ感満載。

ドニーの音楽の特徴で一聴しただけでは掴みきれない曲が多いほど、永く飽きずに聴ける名盤だったりします。このアルバムもそう!何回も聴き続け歌を追いかけている自分がいて、そのうちドップリとドニーワールドに引きずり込まれます^^;そしたら簡単には抜け出せません!

このアルバムの特徴としてほぼ4分以内の曲ばかりで、長さだけでいうと小粒な曲ばかりなのに大作感感じられる曲もあったりと、それだけ曲のメロディーがたっていると言えそう。最後の曲なんか、やべぇ、なんやねんって感じで…あとはぜひ聴いてください。

ここにきてこんなアルバムが出てくるとはね。
ドニーの次のアルバムのこと、いつかBazが言っていたよね、

”This guy is not finished!!!”

アルバム概要

下のリンク先のHPにNew Album coming soonと出たのが2017.04。そこからどんだけ待たせんのやというくらい待ちに待ったドニーヴィーの新譜。
grizzlygrayola.com
その2017年前半はといえば、ドニーが甥ルーイとお遊びプロジェクトをしている時で、正直本業を早く進めてくれよという気持ちでしたが、待った甲斐があったと言うには余りあるくらいその内容は素晴らしいものに。全10曲40分弱というコンパクトなアルバムですが、その分最高の旨味が凝縮されています。

2018年11月16日に音源ダウンロードが始まり、2019年4月にまさかの国内盤CDが発売されました。
ドニーがソロになってからというもの国内発売はなかったんだよね。今回マーキーアヴァロンさんからの発売。ありがとう!

この後半年ぐらいは寝ても覚めてもこのアルバム漬けになっておりました。
ズナフ関係では『Strength』、Chip&Donnieのアルバム『Brothers』、ドニーのソロ『Just Enough』の時なども相当ハマりましたが、このアルバムでのハマり具合はこれまで以上。それだけ期待していたし、内容もそれに応える素晴らしいものになっています。

アルバム概要になっていないので、詳細は曲紹介で。

収録曲

Donnie Vie 『Beautiful Things』
01.Beautiful Things
02.Plain Jane
03.Breaking Me Down
04.I Could Save The World
05.Fly
06.Tender Lights
07.I’ll Surrender
08.Whatever
09.Fallin’ Through The Pages
10.Back From the Blue

曲紹介

1曲目「Beautiful Things」は当初フライング気味に公開されていたバージョンからギターが盛られています。アルバムの冒頭に持ってくる段になって頭のギターを足したんでしょうか。ハイライトのひとつなのにまさかアルバムの冒頭に持ってくるとはね。頭で掴まないといけないし、勢いつけたいもんね。ちなみにギターはMr.BigPaul Guilbert!ためにためたギターフレーズがいい感じで素晴らしい曲になっています。

2曲目「Plain Jane」。程よくロックしています。程よくではありますが一筋縄ではいかないところがドニーさん。

3曲目「Breaking Me Down」。ほんのり影あるドニー節が顔をみせるこの曲。他の曲が強力すぎてかすみがちですが、こういう曲こそドニーさんの本領が発揮されます。

4曲目はシングル曲でもある「I Could Save The World」。この曲を筆頭にこのアルバムは他のドニーさんのアルバムと比べて比較的明るめでわかりやすい感じの曲が並んでます。良い意味で超マニア向けから一般大衆向けに寄った感じがします。(ドニーの新たな魅力ですね。)
フライング気味に限定公開された3曲に続いて公開されたこの曲を聴いて、まだこんな素晴らしい曲を隠し持っていたのかとこれがすごいアルバムになることを予感させてくれました。
Piano、Strings-n-ThingsとクレジットされているRoger Joseph Manning, Jr.(元Jellyfish)が参加しており、曲を一段上に引き上げてくれています。

5曲目「Fly」は、息を呑むピアノバラード。こういう曲を作らせたら天下一品ですね!

6曲目「Tender Lights」は、前の曲まで息つめて聴いているところ、肩の力が程よく抜けていて良い感じで聴けます。

7曲目「I’ll Surrender」はアルバムからのリードトラック。わかりやすいので選ばれたのかな?

8曲目「Whatever」はこのアルバムの中でもっとも自然に体が動く軽快な曲^^/即効性があっていいアクセントになっています。

9曲目の「Fallin’ Through The Pages」は、ドニーのファーストソロアルバム『Just Enuff』におまけで付いていた『More Enuff』に「Fawlin Threw Da Payjez」というタイトルで収録されていた曲。この時は音質悪いこともありそんなに気になってなかったんだけどね、ドニーの頭ん中では今回の曲の感じで鳴っていたんですね。命が吹き込まれた感じで新鮮に聴くことができます。

特筆すべきは10曲目。ラストを飾るにふさわしいエンディング感たっぷりの曲「Back From the Blue」。いちいちツボをついてくるフレーズはもうなんなの?曲間のピアノフレーズなんてどこから出てくるのか。
ライブでもEndingが似合いそう。終わりの方の「ラララ〜」なら合唱できます^^;

こんな素晴らしいアルバムを届けてくれたら、甥ルーイとのお遊びプロジェクトもこの後のこのアルバム制作に必要な時間だったということで納得するしかないな。

試聴

投票ページ

『Beautiful Things』Donnie Vie(2019)
What is your Favourite『Beautiful Things』Song ?

投票結果ページ

『Beautiful Things』Donnie Vie(2019)
What is your Favourite『Beautiful Things』Song ?

おまけ

このサイトの名称『Just Enuff+fan』は、ドニーのファーストソロアルバム『Just Enough』の内容がいいのになかなか知られていないため、そこから名前をとっていますが、今は『Beautiful Things+fan』に変えたくなるくらい皆さんにこのアルバムを聴いて欲しい。

2023年3月現在、ドニーは月一ペースでライブを行なっており、同年4月1日にはこのアルバム全編を今のバンドで演奏するようです。

FROM DONNIE:I’m gonna have my actual Birthday party ( moms as well) at Blue island beer company sat April 1st. First time my band will be performing the “Beautiful things” record in its entirety. RSVP info and link will be posted in actual add later this week. 25$.24$ if you bring a gift. 🤣

FROM DONNIE: I’m gonna have my actual Birthday party ( moms as well) at Blue island beer company sat April 1st. First time my band will be performing the “Beautiful things” record in its entirety. RSVP info and link will be posted in actual add later this week. 25$. 24$ if you bring a gift. 🤣
DONNIEより。 4月1日にBlue island beer companyで僕のバースデーパーティー(ママも)をやることになった。僕のバンドが “Beautiful things “の全曲を演奏するのは初めてのことなんだ。RSVP情報とリンクは今週末に実際のアドに掲載されるでしょう。25$. プレゼント持参の場合は24ドル。

https://www.facebook.com/groups/2551041618445521/posts/3362124214003920/

「Back From the Blue」を大合唱で応えたいねぇ。行ける人が羨ましい。

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