Welcome To Blue Island(2002)

Enuff Z'nuff (w/ DV)

2000年に発売された前作『10』では思わぬ”ぽてん”ヒット「There Goes My Heart」も出て、次作こそはと期待されたアルバム『Welcome To Blue Island』は2002年に発売されました。
アメリカでは少し遅れて発売されたと記憶していますが(ちょっとだけかな?)、その分?ボーナストラックが収録されています。→下記参照
収録曲を見るとわかりますが、アルバムを大きく印象付ける出だしの曲が違います。それぞれ聴き比べてくださいな。

以下は日本盤での感想になります。

日本での収録曲1曲目がイメージにない中近東風出だしからの重たいインスト「Z Overture」。(アメリカ盤ではアルバム後半に位置付けられていますな。)そこからの軽快ストレートな「Saturday」に流れ込みます。どこかしらひねった曲が多いイナフズナフの曲の中でこの曲は至ってシンプル&ストレート。好きですねぇ♪お好みテープ作る際には勢いがあるこの曲を景気付けに必ず入れていました。


あまりライブでやっているイメージがないのでこの動画は貴重かも。

この後の怒涛の名曲群「Can’t Wait」、「Good Times (Are Hard to Find)」、「Sanibel Island」、「I’ve Fallen in Love Again」の流れでレコードでいうところのA面(2曲目以降ね)は完璧です。つくづく1曲目があることで変な感じで始まるのが勿体無い^^;ちなみに5曲目の「Sanibel Island」はこの前の2020年のNew Year Partyドニさんライブでもオープニング曲として演奏されていました。

このアルバムクライマックスは6曲目「I’ve Fallen in Love Again」
ピアノから始まるこの曲はバラードでありながら6分に迫る大作です。終盤のドニさんの情感たっぷりのボーカルは聴き応えありまくりです。
(実は最近ドニさん被害者の会の有志の方からこの曲含むディスクのプレゼントをいただき涙ちょちょぎれています♪詳しく語れないのが悔しい….いい曲だわ♪)

この後続くB面で目をひくのは…、終盤の10、11曲目かな。
(発売されて聴いていた時は正直A面に当たる前半ばかり聴いていましたが…前半と後半の落差…^^;)
改めて見てみると、軽快に始まり重たく終わっていく大作の10曲目「Zentemental Journey」と11曲目「The Sun」は組曲と言うか繋がっていてどちらもドニさんの単独クレジットなんですね。1曲(2曲?)の中でいろんな表情が顔を出しますよ。

最後の12曲目はご愛嬌。チップはこの曲の収録に関して不満タラタラやったね。→これはわかる^^;

このアルバムもProducer Stems & Seedsとクレジットされていて、その正体はチップとドニー。
どこか散漫な印象を与えるこのアルバムも、優秀な外部のプロデューサーに関わってもらえていたらと思うと…。まぁ、それはズナフ後半のアルバム全てに言えることですが。お金がないからしょうがないか。

冒頭触れたようにUS ver にはボーナストラックが収録されているものがあります。(輸入盤でもボーナストラックがないのもあるので要注意!)
この中の、13曲目「87 Days (Live)」は味のある曲で、DJ Ashba(Sixx AM)、Marq Torien(Bullet Boys)参加。この曲も素晴らしい。


14曲目の「All Apologies」は、Nirvanaの代表曲のカバーで、のちに出るEnuff Z’nuff イナフズナフのカバー集のアルバム『Covered in Gold』にも収録。
この盤のジャケ内写真は正直頂けない。(音楽性にマッチしない写真を平気で載せてしまうところなんか外部の指摘してくれる人がもっと違っていたかもしれん…)

Japan ver
No. Title Length
1.Z Overture 3:27
2.Saturday 3:21
3.Can’t Wait 4:12
4.Good Times (Are Hard to Find) (Vie) 5:30
5.Sanibel Island 4:14
6.I’ve Fallen in Love Again 5:53
7.Roll Me 2:55
8.Roller Bladin’ in the Shade 4:44
9.Man Without a Heart 3:57
10.Zentemental Journey (Vie) 4:19
11.The Sun (Vie) 2:05
12.July 1970 (Vie) 1:12
※なぜか7曲目がボーナストラック扱いになっています。なんでやろ?

US ver
No. Title Length
1.Saturday 3:21
2.Can’t Wait 4:12
3.Good Times (Are Hard to Find) (Vie) 5:30
4.Sanibel Island 4:14
5.I’ve Fallen in Love Again 5:53
6.Roll Me 2:55
7.Roller Bladin’ in the Shade 4:44
8.Man Without a Heart 3:57
9.Z Overture 3:27
10.Zentemental Journey (Vie) 4:19
11.The Sun (Vie) 2:05
〜U.S. Bonus tracks〜
12.Hide Your Love Away (Live) (John Lennon/Paul McCartney) 2:27
13.87 Days (Live) 3:18
14.All Apologies (Studio Outtake) (Kurt Cobain) 3:09
15.July 1970 (Vie) 1:12

Personnel
Donnie Vie – lead vocals, guitars and keyboards
Chip Z’Nuff – bass guitar, guitars and vocals
Johnny Monaco – lead guitar
Ricky Parent – drums

Additional personnel
DJ Ashba (Track 13)
Marq Torien (Track 13)



日本のレコード会社もこのアルバム発売に際しメンバーのイラストを作ったりして宣伝に力を入れていたようですが、何も起こらず…、この後ドニーがバンドから離れることになります。
そして翌2003年にドニさんのソロデビューアルバムにして名盤『Just Enough!』を発表することになります。

ちなみに、最近のズナフのライブ終盤New Thingからの流れのジャムでちょびっとだけ「Z Overture」のリズムで終わっていくのがあったな。(チップのベースだけなのかな?そもそも他のメンバーはこの曲知っているのかな^^;)
”序曲”なのに”締め”で使われてんだ。この日だけかな?

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