ついにこのアルバムで来日公演を果たしたEnuff Znuff 『Paraphernalia』(1998)

Paraphernalia Enuff Z'nuff (w/ DV)



イナフズナフはこのアルバム『Paraphernalia』でようやく日本公演が実現しているので思い入れのある人も多いはず。
このときの公演についてはこちらで。

それまでも昔の音源集めたアルバムなどそれなりにアルバムは出していましたが、ちゃんとメンバーが集まって作ったスタジオアルバムとしてはアルバム『Brothers』以来でしょうか。えらい時間がかかりましたね。
<収録曲 (composer)>
1.Freak (Donnie Vie / Chip Znuff)
2.Top of the Hill (Donnie Vie / Chip Znuff)
3.Ain’t It Funny (Donnie Vie / Chip Znuff)
4.Believe in Love (Donnie Vie / Chip Znuff)
5.Habit (Donnie Vie / Chip Znuff)
6.Baby You’re the Greatest (Donnie Vie / Chip Znuff)
7.Someday (Donnie Vie)
8.Unemotional (Donnie Vie / Chip Znuff)
9.Invisible (Donnie Vie / Chip Znuff)
10.All Alone (Donnie Vie / Chip Znuff)
11.Everything Works If You Let It (Rick Nielsen)
12.Save Me (Donnie Vie / Chip Znuff) ※
13.No Place to Go (Donnie Vie / Chip Znuff) ※
14.Loser of the World (Donnie Vie)

ズナフのアルバムの中で比べたらこのアルバムは全体的にオーソドックス。
超絶名曲「Someday」が入っています♪

1曲目はQueen「Brighton Rock」と同じSEで始まる「Freak」
出だしイントロのワクワク感はこれまで以上に期待感を抱かせ、チップの効果的なベースもあって成功しています。
ミディアムテンポで不思議な良い曲♪アルバムトップに持ってきて大正解!
この曲はドニーがいない今のEnuff Z’nuffでも時々やっています。

2曲目はチップとドニーがボーカルを分け合う「Top of the Hill」。(というかメインをチップに奪われてしまっています^^;この頃はまだ仲が良かったのね。)
このあたりからもどんどんチップが表に出てきているのがわかります。

個人的には7曲目の「Someday」!。
The Beatlesのあの曲に似ているとの声もありましたが、一部分だけみればそうだけど曲全体を聴けばわかる、完全にドニー節、ドニーのものになっています♪
アルバムを他の人に貸してもこの曲にしか反応してもらえなかったりとズナフ知らない人にもちっとは届いた名曲。
これ聴いてピアノ習いたくなったもんな。



他に人気のある曲としては「Ain’t It Funny」「Baby You’re the Greatest」あたりでしょうか。

「Invisible」はライブのこの映像を観てから余計に好きになりましたよ。
一心不乱に演奏するDonnie Vieがかっこいい!
(MonacoのYoutubeアカウントの動画より。マルチアングルでちゃんとした映像なので他の曲もあるのかしら。)



11曲目「Everything Works If You Let It」チープトリックのカバー。
原曲を知らなかったせいもありオリジナル入れてくれた方が嬉しいのにと思ったものでした。すいません^^;
アルバムを売るためには今までズナフを知らない人にもアピールしないといけないから難しいところやね。
Cheap Trickのファンを公言しているズナフたちですが、前座に使ってもらったとかの記事はみたことないね。その辺どうなんでしょう。
リックニールセンがゲストで同じステージに立っている映像だったり、チップがリックの帽子とって怒らせた(今のチップならリックの気持ちはわかるのでは^^)とかの記事は読んだ記憶があるんで、一緒の機会はたびたびあるのでしょうが。

最後を締める「Loser of the World」はドニーが切々と歌い上げる美しいバラード。
ライブでもやってくれましたよ♪

今回のアルバムで特徴的なのは特にギターは外部の力を借りて作り上げていることです。
1、8、10曲目には、Cheap TrickRick Nielsen
2、9、12曲目には、StyxJames Youngがそれぞれリードギターとしてクレジットされています。
11曲目には、The Smashing PumpkinsBilly Corganがクレジットされていますが、リズムギターでしょうか。
それ以外はドニーヴィーなのでしょう。
モナコも実際にはほぼ参加していません。

※印の12曲目「Save Me」、13曲目「No Place to Go」は海外盤のみ収録。(先行して発売された日本盤には未収録でした)
しかも、13曲目の同タイトル曲は日本では2000年に発売されたアルバム『10』に収録されましたが、同じ曲でもなんとこちらはDonnie Vieが歌っているバージョンで貴重です!
以前はDonnie Vie VerもYoutubeでも聴くことできましたが、今は聴けないようです。(Youtubeも権利とかちゃんとしてきたのかな)
この収録曲目当てでCD購入する際は要注意です♪(アルバムジャケットも違いますよ。Queenのようなデザインになっています。)






このアルバムについて(というかこの後もそうなのですが)、個人的にはこれまでと何かが違うなぁと。これまでの方が曲のバリエーションがあって曲ごとの個性がたっているように思えるのです。
それがなんなのかわかりませんが。
Derek Frigoが全く関わっていないからなのか。アルバム『Brothers』も名義はChip & Donnieと言いながらデレクもクレジット見る限り関わっていますね。詳しくはこちら

メンバーチェンジやメジャー契約からのドロップ等不運が重なりましたが、それなりにレコード会社も力を入れてくれ遅すぎた来日公演もありました。
さあこれからだという時期でもあったと思いますが、この後も低空飛行が続くことになります。
「Freak」のMVももうちょっとちゃんと作っていればなぁ。)
う〜ん。

おまけ
Queen – 「Brighton Rock」

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