1998年『Paraphernalia』発表後に行われた待望の初来日公演。
1998年9月13日 Tokyo (Talasの前座)
1998年9月14日 Osaka
1998年9月16日 Kawasaki
1998年9月13日 Tokyo Hibiya Talasの前座
マイクに向かったドニーの第一声は「Finally!」だった。しかも2度も繰り返して。胸がつまった。その言葉は私たちファンのほうでも本当に言いたかったことなんだもの。「ついに」「とうとう」私たちのENUFF Z’NUFFを生で聴くことが出来る! そしてバンドも心からそう思ってくれているんだと信じられて、なんだか目の前が少しかすんでしまった。
ドニーの声は、もうほんとにアルバムそのまんま。歌いながら腰を振ったり手を振り上げたりと…
SHOH’s LIVE REPORTS Enuff Z’nuff(with Talas) (September 13,1998 at Hibiya Yagai Ongakudo,Tokyo)
13日は野音でのライブ。 超満員とまではいきませんでしたが、それなりに人は入っていました。 イナフズナフのファンもかなりいたようです。 そりゃそうですよね、待ちに待った初来日ですものね…
Talas来日レポートby 匿名希望さんLast Update : Sep 20, 1998
SET LIST
1. New Thing
2. Heaven Or Hell
3. Ain’t It Funny
4. We’re All Alright
5. Strength
6. Day By Day
7. Baby Loves You
8. Fly High Michelle
このときの公演、大阪まで見に行きましたよ。
Enuff Z’nuffの公演は1998年、2000年、2009年と3回見ていますが、この時が一番アツかった記憶があります。
ズナフの初ライブが見れるということで、観客の一体感が凄かったことを覚えています。
1998年9月16日 Kawasaki
川崎クラブチッタでのライヴでは同時期に日本のアーティストの仕事で滞在中だったスティーヴ・スティーヴンスの飛び入りあり!
まさに、”待望の”という表現がピッタリのENUFF Z’NUFF初来日公演。場内が暗転して1曲目はなんとデビュー・アルバムの”New Thing”だ。
満員のクラブチッタで全22曲、100分の長丁場。
アンコールが終わって、客電がついてんのに、誰一人として帰ろうとしないでやんの。結局、もう浴衣に着替えて、くつろいでいるメンバーがもっかい出てきて、”Goodbye”演奏しておしまい。今年度のベストライヴの1つに数えられるものだった。
ENUFF Z’NUFF 1998.9.16 at クラブチッタ川崎→リンク先がなくなっちゃいました…。ネットってあっさりなくなっちゃうのよね。貴重な目撃者の証言なのでとっておけばよかったと後悔。
「僕が大好きな曲なんだ」というチップの曲紹介で始まった”INNOCENCE”。私にとってのハイライトはここだった。ドニーの絶唱・・・高い部分でのシャウトなんてまさに「魂の叫び」という感あり。「感動」の一語。さらに…
SHOH’s LIVE REPORTS Enuff Z’nuff (September 16,1998 at Club Citta Kawasaki,Kanagawa)
SET LIST
1. New Thing
2. Heaven Or Hell
3. Kiss The Clown
4. Ain’t It Funny
5. Takin’ A Ride
6. We’re All Alright
7. Rock N World
8. Blue Island
9. Right By Your Side
10. Time To Let You Go
11. Baby Loves You~Drum Solo
12. Innocence
13. Loser Of The World
14. Jealous Guy
15. Fly High Michelle
16. Wheels
17. Baby You’re The Greatest
18. Come Together
Encore
19. Freak
20. Mony Mony(With Steve Stevens)
21. Revolution(With Steve Stevens)
22. Goodbye
以下のBoot CDには、9月13日のhibiyaのライブと9月16日のkawasakiでのライブが収められています。
また、以下のDVDには、16日のライブの模様が収録されています。
そのなかからいくつかの曲を…。
ENUFF Z’NUFF – Kiss The Clown / 1998
ENUFF Z’NUFF- Right By Your Side~Time To Let You Go / 1998
ENUFF Z’NUFF- Loser Of The World / 1998
ENUFF Z’NUFF – Freak / 1998
番外編
1998年の来日時にレコード店で行われたアコースティック映像。チップは不在で、ドニー、モナコ、リッキーの3人がビートルズのカヴァーを中心に全11曲演奏。ズナフの曲も「MARY ANNE LOST HAR BABY」の1曲のみあり…。
Tracklisting
Yesterday (Beatles Cover)
If I Fell (Beatles Cover)
Norwegian Wood (Beatles Cover)
I’ve Just Seen a Face (Beatles Cover)
In My Life (Beatles Cover)
It’s Only Love (Beatles Cover)
Time To Let You Go
It’s No Good
I’m Only Sleeping (Beatles Cover – Monaco Lead Vocals, Donnie: Effect Vocals)
For No One (Monaco Lead Vocals)
Mary Anne Lost Her Baby
Valentine Song (You Got a Hold of Me)
ちなみに、この1998年の来日公演が日本での初ライブになるのですが、その前のアルバム『Animals With Human Intelligence』発表後にプロ―モーションで来日しています。
(このころはドラムのVikki FoxxがMotley Crueを脱退したVinceに引き抜かれ、残った3人で活動していた時期)
後ろのモニターに過去の曲が流れ、ヴィッキーさんが映った時に、ドニーさんとチップさんがその映像(に映るヴィッキーさん)に向かって中指を立てていたことだけは、はっきりと覚えています