Atomic Swing おすすめアルバム一覧
個人的アトミックスウィングのアルバムをおすすめ度と一言コメントで紹介します。
なぜ今このバンドって感じかもしれませんが、自分にとってなくてはならないかけがえのないバンドなので、ちょっとでもここに残しておこうということで…。
アトミック・スウィング(Atomic Swing)は1992年に結成されたスウェーデンのロックバンド。90年代の時代的に聴くものが少なくなってきたわたくしめを支えてくれた数少ないバンド。当時雑誌Rockin’Onが推していました。そういう音楽をやっています(ハードロックではないのでハードさは期待しないでね♪)。
古臭い音を出すバンドですが、かっちょいいです。
3枚のアルバムを出し1997年5月の日本公演をもって一旦解散。
2006年に再結成しオリジナル・メンバーで製作されたアルバム『The Broken Habanas』をリリース。
2023年現在、再びライブ中心に活動中。
日本人ベースプレイヤーTomoko Sukenobuさんも参加しています!
今のメンバーでアルバム作ってぜひ日本にも来て欲しいっ。
個人的アルバム単位のおすすめ度になります。
星はこんな感じでつけています。
★★★→超おすすめ
★★→おすすめ
★→いい曲も入ってるよ
ア・カー・クラッシュ・イン・ザ・ブルー A Car Crash in the Blue(1993)
★★★
問答無用のファーストアルバム!若さからくるものなのか勢いがあってよし。
スパイ映画に使われそうな裏街道的な(どんな感じやw)古臭い音をやっています。特にキーボードがスパイ音楽っぽくさせているんだな。フロントマンでソングライターの二クラスの声が若いのに渋い声で独特。Petter Orwinのベースも印象的。いい曲だらけで絞れませぬ。私にとってはアトミックスウィングといえばこのアルバム!本国スウェーデンでも大ヒット。アルバムカヴァーはストーンズのオマージュ。
ボサノヴァ・スワップ・ミート Bossanova Swap Meet(1994)
★★
2ndアルバム。曲も熟れていていい感じ。まとまりあってよし。ロニー・スペクター(ザ・ロネッツ(The Ronettes))をゲストに迎えてのデュエット曲「So In Need Of A Change」を始め、1stより開放的。女性コーラス、ホーンが目立ち、より音楽性の広がりをみせていますが、スパイ性wも若干残っています。なお、その音楽性を再現するため、2度目の来日公演ではホーンセクション2人を引き連れてきていました。
フラッフ fluff(1997)
★★
冒頭のSEに引き続く「Bought And Sold」が地味なためか、アルバムの印象も地味になっちゃっています。そしてバンドのサウンドを特徴づけていたベースのペテルがいません。それもあってかアルバム聴いてもピンときませんでしたが、時間が経つにつれ大好きなアルバムになりました。地味地味言っていますがいい曲多いです。特にへんてこな「Stray Dog」が超がつくお気に入り。全体的に落ち着いた音ですが、その落ち着きに癒されます。
このアルバムアナログで出ないかな?出たらマストで買います!
ザ・ブロークン・ハバナス The Broken Habanas(2008)
★
再結成後のアルバム。
改めて聴いてみると、メンバーがずっと離れていたためかまとまりという面でいまひとつ。
「Lovin’Out Of Nothing」、「Dream On」がお気に入り。ベースのぺテルが戻ってきた♪
アルバムカヴァーはファーストのオマージュ。haha
イン・ゼア・ファイネスト・アワー〜ベスト・オブ・アトミック・スウィング In Their Finest Hour – Greatest Hits(1998)
★★★
1〜3rdまでのコンピレーションアルバム。悪いはずがありません。しかも今まで未収録だった絶品ピアノバラード「Looking For Tomorrow」が収録されています。
Atomic Swing初めての方はここからでも良いかも。
再始動 2020年〜
2020年、いつの間にかシングル「I Want My Own Cross」が発表されていました^^/
Released on: 2020-04-10とのこと。
今のライブ映像。
なんでもファーストアルバム『A Car Crash in the Blue』30周年ツアーを敢行中とのこと。
日本でも売れた『A Car Crash in the Blue』全曲やっているみたいだし、今の彼らには日本でも観たくなるカッコ良さ&華があります。プロモーターさんお願いっ!
2006年ごろの最初の再結成の際も日本でのライブの話が出てたようなので可能性はあると信じたいね。
フロントマンのニクラスフリスクは、2023年11月にサントラのアルバムも発表しています。
フィジカルは無いんだな…
そのほか
Enuff Z’nuffとの関係はというと、特にありませぬ^^;
むちゃくちゃ強引にこじつけるならば、ズナフのアルバムにもゲスト参加したことのあるBilly Corganがいますが、彼とともにスマッシング・パンプキンズ(Smashing Pumpkins)に在籍していたオリジナルメンバーJames Ihaが、Atomic SwingのNiclas FriskとともにVanessa and the O’sを組んで一時期活動していました。(と、遠い^^;)
アルバムは日本では2006年に発売されています。