John Corabi『Live 94 (One Night in Nashville)』

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ここ最近The Dead Daisiesのメンバーとしての活躍により露出の増えているジョンコラビ。
そんな彼のMotley Crue時代に残した唯一のアルバム『Motley Crue』(1994)をまるまるライブで再現したアルバムが2018.02に発売されました。
国内盤を待っていましたが発売される様子なく輸入盤を取り寄せて聴いております。

アルバム『Motley Crue』は、ヘヴィさの中にあってアコギが目立つバランスが絶妙なアルバムで、発売当時の時代背景(グランジ、オルタナ全盛期)にマッチしており、曲もよくボーカルも曲に合っており大好きなアルバムです。
発売当時は「今までのヴィンスのイメージにあわない〜」とかいろんな意見がありました。
個人的に違和感なく受け入れることができたのは、モトリークルーというバンド自体アルバムごとにイメージだけでなく作風も変えていたので、このアルバムもその延長と捉えることができていたからかもしれません。
その後、なんとなく無かったことにされてしまっているのが惜しまれる良いアルバムですよ。(アナログで欲しい!)

さて、このライヴアルバムですが、ジョンのソロ・ツアーとして行われたもので、2015/10/27にアメリカのナッシュビルでライヴ録音され、そのままアルバムとしてリリースされたものです。ジョンのソロのイメージから勝手にアンプラグドかと思っていましたが、ちゃんとバンド形式のライブになっております。
オーバーダビンング無しらしく、途中Motley Crue在籍当時のことを喋ってると思われる長尺MCまで残されていたりと何喋ってんのかわかる人には良いのかもしれませんが、私にはいらないな。まあオマケみたいなもんです。

全曲オリジナルアルバムの曲順通り(7、12曲目はMC)。これが巷でいうアルバム完全再現ってやつか。そりゃ人入るわ。
1. Power to the Music
2. Uncle Jack
3. Hooligan’s Holiday
4. Misunderstood
5. Loveshine
6. Poison Apples
7. John Joins The Band
8. Hammered
9. Til Death Do Us Part
10. Welcome to the Numb
11. Smoke the Sky
12 Here Is The Band
13. Droppin’ Like Flies
14. Driftaway
15. 10,000 Miles Away (Bonus Track)

名曲「Hooligan’s Holiday」や「Misunderstood」、これまでにないヘヴィさが魅力の「Power To The Music」、アコギが印象的なバラード調の「Driftaway」、疾走感のある「Smoke The Sky」など、全体を通してアルバムの音を忠実に再現しており好感持てます。

ちなみにバックを務めるメンバーはあんまり聞いたことない(というか全然知らん)メンツです。
Topher Nolen (Ba&Vo)
Jeremy Asbrock (Gt&Vo)
Phil Shouse (Gt&Vo)
Tommy Daley (Gt)
Ian Corabi (Drs)

関連作品

<資料編(抜粋)>
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ブックレットは他に写真だらけの数ページあり。
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