アルバム『Strength 』(1991)
アルバム概要
デビューアルバムよりも深みが増したセカンドアルバムとなる本作は1曲1曲の表情が際立っており、アルバムとしてのバランスも最高。全14曲という大作ながら一気に聴くことができます。
ライブでも定番の「Heaven Or Hell」や「Baby Loves You」
パンチの利いた「In Crowd」
シングルカットされた「Mother’s Eyes」
アコースティックで演奏されることの多い「Blue Island」
ギターのデレクのお父さん(Johnny Frigo)のバイオリン(Derek Frigoのうねうねギターはお父さんの影響だな)が絶妙な味を出している「Strength」
絶品バラードの「Goodbye」
陰のある感じが良く人気も高い「Hollywood Ya」
出だしが特徴的でバンドの紹介映像に合わせて使いたい「The World Is A Gutter」
1曲2分足らずと一気に聴かせる「Long Way To Go」
Paul GilbertやWildheatsにもカバーされた「Time To Let You Go」など良曲ばかり。
名曲が多すぎるんだな。
当時のインタビューで、「逆さになって歌ったりといろんな声を試した」って言っていましたが、そういうバリエーションが豊かなこともあってか全然飽きない。
このアルバムが一番というファンが多いのもうなずけます。
ちなみにデビュー当時のケバい恰好は2ndでは控えめになりました。
収録曲
1.Heaven or Hell(Vie、Z’nuff) 3:45
2.Missing You(Vie、Z’nuff) 5:10
3.Strength(Vie) 5:02
4.In Crowd(Vie、Z’nuff) 3:08
5.Holly Wood Ya(Vie、Z’nuff) 3:06
6.The World Is a Gutter(Vie) 3:52
7.Goodbye(Vie、Z’nuff) 4:26
8.Long Way to Go(Vie) 1:53
9.Mother’s Eyes(Vie、Frigo) 4:37
10.Baby Loves You(Vie、Z’nuff) 4:07
11.Blue Island(Vie)4:45
12.The Way Home(Vie)/Coming Home(Vie、Z’nuff)5:36
13.Something for Free(Vie、Z’nuff) 5:31
14.Time to Let You Go(Vie) 2:56
試聴
投票ページ
投票結果ページ
『Extra Strength』Donnie Vie(2007)
Donnie Vieが一人でアルバムを焼き直した『Extra Strength』というアルバムが2007年に発表されています。
詳細はこちら
おまけ
当時の雑誌広告。
同時期発売のMr.Bigの名盤2ndは「To Be With You」が大ヒット。
何故名曲揃いのイナフズナフが売れないんだ?
良くできたと見られたファーストアルバムからみても恐ろしく化けたアルバムなのに!