『Super Rock 84』、このフェスは全国4箇所で1984年の暑い夏の日に行われました。
初めて見たコンサートがこのライブだったので、詳細は覚えていないまでも強烈な印象が残っています。
当時はMusic Lifeぐらいしかメタル情報がなかったのですが、友達のお姉さんがやたらとメタルに詳しく、友達と一緒に連れて行ってもらいました♪(ちびっこ時の県外名古屋までの大冒険といった趣でした^^/)
【8月3日(土)放送!】
— BAYFM78 (@bayfm78MHz) August 3, 2024
BAYFM78『POWER ROCK TODAY』#powerrocktoday
伝説のロック・フェスティバル「スーパーロック84」40周年特集! https://t.co/eN5kPNmGCS #bayfm
【会場】
1984年8月4日(土) 名古屋(名古屋球場)
1984年8月6日(月) 福岡(スポーツセンター)
1984年8月8日(水) 大阪(南港)
1984年8月9日(木) 大阪(南港)
1984年8月11日(土) 東京(西武球場)
1984年8月12日(日) 東京(西武球場)
【出演バンド】
・ANVIL(アンヴィル)
・BON JOVI(ボン・ジョヴィ)
・THE MICHEL SCHENKER GROUP(M.S.G ザ・マイケル・シェンカー・グループ)
・SCORPIONS(スコーピオンズ)
・WHITESNAKE(ホワイトスネイク)
私はこの8月4日の名古屋公演に行きました。今はなき名古屋球場ですね。現在は中日ドラゴンズ二軍の本拠地球場および練習場となっています。
今調べてみるとこの日は土曜日なんですね。義務教育中の当時の私は夏休み中だったはずなのですが、世の大人たちは特に他の平日公演どうやって行っていたんだろう?5バンド出ているので、開演は昼すぎからだろうから、みんな夏休みだったんですかねw
会場に行く道すがらバンドTシャツやアーチスト写真を売るお店が出ていて、祭りの出店のように並んでいたことを思い出します。今みたいに厳しくなかったんですね。
当時からMichael Schenker GroupやScorpions、Whitesnakeなどよく聴いておりそれらのバンドも楽しみだったのですが、一番のお目当てはなんといってもデビューしたてのBon Joviでした。
この時は当初Quiet Riotがラインナップされており、その時点でも行くことに決めていましたが、急遽Bon Joviに差し替えられたのが嬉しくて小躍りしていましたね。(Quiet Riotファンの方々すいません。クワイエットライオットも好きで聴いていたのですが、ボン・ジョヴィの格好良さにやられていました^^;)
デビューシングルの「夜明けのRunaway」はラジオでもよくかかっていて、Big in Japanの足がかりを掴もうとしていた頃でしょうか。
※下の各動画は西武球場のものだと思います。
ANVIL
曲もほとんど知らなくてごめんなさいって感じでスタンドから眺めていましたが、それでも今思えば最初に観たメタルバンドになるんだな。このバンド。
Bon Jovi
若さハツラツ、メタルの暑苦しさが皆無な爽快さがありました。この時すでに日本では「夜明けのRunaway」がヒットしていたので、歓声は凄かったと思います。
伊藤政則氏によるBON JOVI 回想録
20220606 夜中、Alec John Suchが死去したとの報道が目に入る。
Jon Bon JoviとRichie Samboraの目立つ二人の傍で渋く黄金期を支えたベーシスト。70歳。もうそんな歳だったか。あまりに突然すぎて言葉がないな…。R.I.P
Michael Schenker Group
ゲイリーバーデンが抜け急遽加入したレイケネディでしたが、それまでのゲイリーバーデンは上手くないボーカリストとして名を馳せていた?こともあり、このボーカルうまいと思った記憶があります。(当時のメディアでは散々に叩かれてましたし、現在の色々なサイトでもこの時のレイケネディ結構叩かれているようです…)
あとボーカルが曲を覚えきれていないこともあってかインストが多くマイケル好きにはたまんない展開でした♪
名古屋公演の音源はこちらにあります。
ちなみに、今年2017年は、10月に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われるライブイベント「LOUD PARK 17」にMichael Schenker Festとしてトリでの参加が決定しています!
Scorpions
アルバム『Love at First Sting』を出した頃でノリに乗っていて人気ありました。
途中、旧メンバーのマイケルシェンカーも飛び入りし、兄弟仲よさそうなステージングでした。(今じゃ考えられない…^^;)
クラウスの伸びやかなボーカルが印象的でしたね。
Whitesnake
名古屋でのトリはWhitesnakeでしたが、公演によってはMSGがトリをつとめていたようです。(しばらく知らなかったですねぇ。)このころのMSGの人気は凄かったですからね。
トリのWhitesnakeではステージのライトもつき、一層華やかなステージの中、コージーパウエルの安定したドラムや貫禄あるデヴィッドカバデールもそうですが、なにより加入したてのジョンサイクスのかっこよさが目立っていました。
こんな貫禄あるステージで人気ある他バンドを従えるWhitesnakeって大御所なんだなと思っていましたが、あれから30年以上たつ今でもトップに君臨しているのは本当にすごいと思います。他のバンドも(Anvil除き)今では大物ばかりというのもすごい。
終演後には花火も上がり真夏の一大イベントも終了しました。
名古屋公演の音源はこちらにあります。
このチケットはネット上のものをスクショさせていただいたもの。
2014年に発売されたスーパーロック’84+ジョン・ロード:ホワイトスネイク最終公演【初回限定盤DVD+CD/日本語字幕付】
2019年に発売された『Slide It In』:ホワイトスネイク【アルティメット・スペシャル・エディション<6SHM-CD+DVD>】
参考までに各バンドの来日時のメンバーは以下
ANVIL
Lips(リップス) – Lead Vocal, Guitar
Dave Allison(デイヴ・アリソン) – Guitar, Backing Vocal
Ian Dickson(イアン・ディクソン) – Bass
Robb Reiner(ロブ・レイナー) – Drums
BON JOVI
Jon Bon Jovi(ジョン・ボン・ジョヴィ) – Lead Vocal, Guitar
Richie Sambora(リッチー・サンボラ) – Guitar, Backing Vocal
Alec John Such(アレック・ジョン・サッチ) – Bass, Backing Vocal
David Rashbaum(デヴィッド・ラッシュバウム) – Keyboards, Backing Vocal
Tico Torres(ティコ・トーレス) – Drums
THE MICHAEL SCHENKER GROUP
Michael Schenker(マイケル・シェンカー) – Guitar
Ray Kennedy(レイ・ケネディ) – Lead Vocal
Dennis Feldman(デニス・フェルドマン) – Bass, Backing Vocal
Andy Nye(アンディ・ナイ) – Keyboards, Backing Vocal
Ted McKenna(テッド・マッケンナ) – Drums
SCORPIONS
Klaus Meine(クラウス・マイネ) – Lead Vocal
Matthias Jabs(マティヤス・ヤプス) – Guitar, Backing Vocal
Rudolf Schenker(ルドルフ・シェンカー) – Guitar, Backing Vocal
Francis Buchholz(フランシス・ブッフホルツ) – Bass, Backing Vocal
Herman Rarebell(ハーマン・ラレベル) – Drums
WHITESNAKE
David Coverdale(デヴィッド・カヴァーデイル) – Lead Vocal
John Sykes(ジョン・サイクス) – Guitar, Backing Vocal
Neil Murray(ニール・マーレイ) – Bass, Backing Vocal
Cozy Powell(コージー・パウエル) – Drums
Richard Bailey(リチャード・ベイリー) – Keyboards