2022年のEnuff Z’nuff & Donnie Vie

Donnie Vie Enuff Z'nuff(w/o DV)

2022年振り返りの投稿、内容長くなっちゃったのでズナフ関連ニュースとしてこちらに分けて再掲。

Chip Z’nuffの2022年

チップ率いるEnuff Z’nuff

2022年のズナフ関連のニュースでは、チップがソロで3月にアルバム『Perfectly Imperfect』を発表。また、チップ率いるイナフズナフは、11月にアルバム『Finer Than Sin』を発表。
ライブもUSでThe Dead Daisiesの前座を務め、UKでは新メンバー加入で注目の新生Skid Rowの前座を務めるなど精力的。

Enuff Z'Nuff @ London Kentish Forum Oct. 24, 2022 Baby Loves You

2023年1月現在、せっかく新譜出したのにそこからの曲をライブでやっている気配はありません。新譜結構評判良いのにね。

チップのソロアルバム第2弾

第2弾ソロアルバム『Perfectly Imperfect』ではグリッター感ぷんぷんな「3 Way」という曲が堪りませんでした。
Def LeppardThunderの新譜でグラム回帰が騒がれていましたが、この曲もそんな曲。タイミング的にこのちっちゃなブームに乗っかりたかったんだけどなぁ。

Love Is Pop長尺インタビュー

その内容に定評のあるLove is Popの長尺インタビューにChip Z’nuffが3月に登場しているので内容を以下にチラッと。

MM:…あなたはこれまで素晴らしい作品を発表してきましたが、今回のソロアルバム『Perfectly Imperfect』もとても気に入っています。Enuff Z’Nuffではアルバムごとに何曲か共作していましたが、あなたが一人で書いた曲はあまり記憶にありません。当時は一人で書くことを敬遠していたのでしょうか?
CZN:いや、全作品のカタログを見ると、Enuff Z’Nuffの95%の曲に僕が参加しているんだ。その多くは私が共作しています。共作していない曲は、私がプロデュースして手を貸したんだ。マッカートニーレノンのように、誰がアイデアを出しても二人が曲を書くという契約はしていない。私はドニーと一緒に多くの曲を書きました。でも、彼は素晴らしいライターだよ。私が歌っているのを聴かない曲もたくさんありますが、それは私の世代で最も偉大なヴォーカリストがその曲を歌っていたからです。私がハーモニーを歌えば、うまくいくはずだったんだ。バランス感覚が違うし、バンドがどういうものなのかがよくわかる。でも、何曲かは僕だけで作った曲もあったんだけど、ほとんどはチームワークだったね。私が曲を持ってくると、ほとんどの場合、ドニーは素晴らしいアイデアを持っていた。僕はそれを止めるつもりはない。私は幸せでした。誰がバスを運転するかという問題じゃなかったんだ。ピクニックに行こうぜ。だから、必ずしもクレジットを得ることにはこだわらなかったんだ。曲をテープに録音して、ファンに聴いてもらうことが大事だったんだ。でも、ほとんどの曲は、実際のところ、どの曲も僕がプロデュースしているか、共同作曲しているか、歌っているか、別の楽器を演奏しているかのどちらかだ。チームワークが重要なんだ。チームには “I “がないんだ。

https://loveispop.com/uncategorized/perfectly-imperfect-an-interview-with-chip-znuff-of-enuff-znuff/

いいね。内容はだいたいいつもチップが言っていることだけど、最近の立て続けのアルバム発表を通してみてもチップはまとめるのが上手いことがわかります。

MM:了解です。そういえば、いつもドニーのクレジットがある曲が結構あったんですが、彼が一人で曲を作るのはいいけど、あなたには一人で曲を作って欲しくないとか、そういうことだったんでしょうか?
CZN:いや、彼は素晴らしいアイデアを思いつくんだ。素晴らしいソングライターだ。彼は曲をまとめることにかけてはキャラが立っているんだ。彼はそこで本当にトップに立っていた。当時はマシンを作っていたんだけど、もし彼が曲を思いついて、ほとんどのパートを彼が作ったとしたら、その曲のライターは彼だし、彼がそうしたいのなら、僕はそれでいいと思ったんだ。私はただ、その曲を世に出したかっただけなんです。それが一番大事なことだった。…

https://loveispop.com/uncategorized/perfectly-imperfect-an-interview-with-chip-znuff-of-enuff-znuff/

結構な質問^^;本当にこのニュアンスでの質問なのかは自動翻訳機能使っているので大目に見てね。
ソロアルバム発表時のインタビューなので、アルバムのことも当然しゃべっているのですが、ここではDonnie Vieとのことを抜き出してみました。やっぱり気になるもんね。(でも、ドニーとの将来的なことは特に触れられていないな。)
他には関係しているフロンティアレコードお得意のスーパーグループでアルバム作る可能性とか取り掛かっている自伝のこと、お気に入りギタリストのことなどしゃべっています。是非サイトに行って読んでみてね。

Donnie Vieの2022年

ライブ活動

一方のDonnie Vie新たな音の発表は無し
(→失敬。1曲ありましたな。すぐ引っ込められてしまいましたけど…。)

月一くらいのペースでライブをやっておりました。ライブ模様はこちらなど。ここ数年からすると活動していたほうですね。
新たなサポートメンバーともうまくやっているようで、今後良き協力者となってくれればなぁと言った感じです。

https://www.facebook.com/groups/2551041618445521/posts/3293595440856798/

Love is Popの長尺インタビュー

こちらもLove is Popの長尺インタビュー。Donnie Vieが10月に登場しています。インタビュアーも3月のチップの時と同じ人。

アルバム1枚選ぶとしたら…

MM: もしEnuff Z’Nuffのアルバムを1枚だけタイムカプセルに入れて100年後に開封するとしたら、どのアルバムを選びますか?

DV: 一番好きなのは『Dissonance』だね。そのほとんど。いくつか気に入らない曲もあるけど、バンドがどんどん進化して良くなっていく感じがして、それが最後の1枚で、その頃にはパワーポップを本当に良く表現していると思ったんだ。Enuff Z’NuffGreatest Hitsをそこに入れるかな。それが賢い選択かもしれませんね。実は、私のソロアルバム『Beautiful Things』もそこに入れるつもりです。今までで一番いい作品だと思う。

https://loveispop.com/uncategorized/the-third-times-a-charm-a-new-interview-with-donnie-vie/

数年前もお気に入りのアルバムは『Dissonance』って言っていたけど今もそうなんだね。当時の気まぐれ発言かと思っていました。心して聴くようにします。このアルバムでは他にも良い曲あるけど、Donnie Vieの魂の叫び(勝手に妄想)が聞こえる「Joni Lynn」が最高なんです。

現在の状況

DV:…新曲をレコーディングするには、多くの努力と感情が必要なだけでなく、良いサウンドのレコードを作るには多くのお金がかかります。それに、これまで何枚も素晴らしいレコードを作ってきて、自分の持てる力をすべて注ぎ込んできたのに、何も変わらないんだ。だから、その時点でインスピレーションやモチベーションを失い始めるんだ。それが私の現状です。僕は今58歳だ。今でも最高の作品を書き続けている。それを聴いて、「これはすごい!」と思う。でも、何かを作って、それを聴く人はほんの一握りで、その労力は大変なものなんだ。だから、もしそれが意味のあることで、実現可能な時が来たら、もっと曲を録音してレコードを作ろうと思っている。

https://loveispop.com/uncategorized/the-third-times-a-charm-a-new-interview-with-donnie-vie/

Donnie Vie作の神曲がどれだけあることか、なのにまだまだ世に知られていないんだよな。今年はおそらくイトーちゃんのラジオでもズナフ含めかかっていないような…。世の中厳しいもんです。
音源の発表を意味あるものにするためにも、もっとドニーヴィーの音楽を広めないと。

MM:最近、作曲のインスピレーションはありますか?

DV:いや、新しい曲はたくさんあるんだ。でも、最近は書く気が起きないんだ。何かチャレンジしてくれるような、面白くなるようなものが必要なんだ。この何年かずっとやってきたこととは別の何かが、ね。尊敬する誰かとコラボして、何か思いつくかもしれない。何か違うものを。

MM:ええ、あなたの新曲をぜひ聴きたいですし、他にも聴きたい人はたくさんいると思います。

DV: そうだね、何曲かレコーディングしたものがあるんだけど、来年やる予定のオーストラリア・ツアーのためにドニーヴィーのベスト盤を出すつもりで、そこに新曲を入れようと思っているんだ。そして、レコードでの再リリースも予定しているんだ。

https://loveispop.com/uncategorized/the-third-times-a-charm-a-new-interview-with-donnie-vie/
2023年2月のオーストラリア公演→キャンセルされました

オーストラリア公演は2023年2月12日、同月13日に予定されています。

気になる2月のオーストラリア公演。
サポートメンバー連れていくにはお金かかるだろうからソロのアコギ形態かな。それならばしばらくライブでやっていないソロの曲他多くの曲をやってくれそうでこれはこれで楽しみ。

新たなベスト盤? 新曲?? レコードでの再リリース???

そしてインタビュー中最も気になるドニーヴィーのベスト盤? 新曲?? レコードでの再リリースを考えている???
これってもしかして前出のこれのことかもしれんね?
Party Time アナログ盤の時にも似たような過去(一度引っ込めて再発売)があるからね。観測気球を上げるの好きなドニさん^^;)
であれば新曲はPAISLEY DAYS でしょうか。
それであれば収録曲に予定されていたBABY LOVES YOU (EXTRA STRENGTH VERSION)はこっち↓のバージョンであってほしい。これなら周りの曲にも馴染むだろうし。
(アルバム『EXTRA STRENGTH』に収録されていたバージョンは聴く人によっては雰囲気ぶち壊しと取られかねないバージョンやったから…)

Donnie Vie – Baby Loves You (Extra Strength version)

オーストラリア公演&新曲?の2月が楽しみだ。
→2023.7に仕切り直し?

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