【Q&A焼き直し】Donnie Vie Q&A Sessions(2020)

Donnie Vie

以下は2020年8月19日に行われたファンの質問にドニーが応えてくれる企画でした。
ちょうどコロナで暇でしょうがなかった頃ですね。この時は字幕付き動画ではなかったので、質問だけ載せていましたが、字幕付きに変わっていたので、2025年5月改めて回答をつけてみました。なかなか興味深いものになっています。

それではどうぞ。

最近、Twitter Donnie Vie Officialアカウントの動きが活発すぎて、ここのスタッフいつ休んでいるんだろうかというぐらいコメント等を繰り返していますね。
大丈夫でしょうか^^;

さて、我らがDonnie Vieですが、皆さんの疑問にお答えしますとSNSでファンから募った疑問にYoutubeで答えています。

こんにちは、ドニーヴィーです。
私はイナフズナフというバンドのリードシンガー兼ソングライターでした。私たちはいつも一緒にすべてを行ってきました。永遠にね。25年間で13か14枚のレコードを出しました。それ以降はソロ活動をして、4つか5枚のレコードを出しています。
あと、いろんな変わったこともやってきました。今も56歳で元気にやっています。でも、キャリアや人生を通じて、クレイジーな話や楽しい時間、そしてあまり良くない時期もありました。
たくさんのインタビューをしてきましたが、今回はファンの皆さんがインタビューをする形でやってみようかなと思っています。
ファンの皆さんから寄せられた質問をたくさん持っていて、限られた時間内でできるだけ多く答えてみます。どうなるか見てみましょう。

幸いにも質問については画像上テキストで表示されているため、質問はどんなものか分かります。
ぜひ見てみてください。

残念ながら、字幕付きの公開ではないため翻訳も効きません。
→→→気づいたら字幕付き公開に切り替わっていました!(2025.5.18:気づくのに5年かかりました。遅すぎ^^;)

Donnie Vie Q&A – Uncensored and Uninhibited

個々の質問へのリンクは次に記しておきます。

質問はこれだけのはず。(引用しかしていないので消すときあるかも)

2:56

How did you learn to play guitar and piano?Did you have any formal lessons?

ギターとピアノの弾き方をどうやって覚えた?正式なレッスンは受けた?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=173

レッスンは一切受けていません。ピアノのレッスンは3、4回くらい受けたかな。ピアノを適当に叩いて遊んで、独学で覚えました。小さい頃からピアノをいじって、コードを少しずつ組み立てたりしてました。受けたピアノのレッスンは最悪で、口臭のきついおばあさんが教えてて、興味のないことばかり教わりました。ありがたいことに、3回目のレッスン後にその先生が亡くなったので、もう行かなくて済みました。ギターもレッスンは受けていません。私はすごいギタリストじゃないけど、必要なことはできる。必要に迫られて覚えた感じです。

実は、ギターを弾けるようになったのは、あるバンドに入りたくて。13歳くらいだったかな。バンドを組もうとしてる人たちに会って、ギタリストが必要だったんです。私はバンドに入りたくてたまらなかった。だから「俺、ギタリストだよ」って嘘ついたんです。リハーサルが次の日だったから、家に帰って、初めてギターをちゃんと弦を張って、アーニーボールの大きな楽譜の本を使ってチューニングを覚えました。そして、2曲、「ロッキー・ラクーン」「ツイスト・アンド・シャウト」を次の日のリハーサルまでに覚えたんです。当時は大したことだと思ってなかったけど、考えてみれば、まったく弾けなかったのに1日で2曲を弾けるようになったのはすごいことですよね。それからどんどん上達して、今もまだ学んでいます。

5:08

Growing up in the era of album oriented rock, I still think in terms of albums, rather than singles. To me, Dissonance is EZ’s Best overall album in that sense. It flows from start to finish so smoothly,What do you think ?

アルバム志向のロックの時代に育ったから、シングルよりもアルバム全体で考えるよね。イナフズナフのアルバムで「ディソナンス」は最初から最後までスムーズに流れる最高のアルバムだと思う。どう思う?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=306

その意見に同意します。『ディソナンス』イナフズナフの最高のアルバムだと思います。

私はメインのソングライター兼シンガーとして、最初のレコード、1985年のデビュー盤から始まって、毎回ソングライティングが進化してきたと信じています。レコードを完成させるたびに「これは最高だ」と思うけど、後で見返すと「ここはもっとこうできたな」って思うこともあります。それでも、アルバムごとにどんどん良くなっていると感じます。『ディソナンス』イナフズナフとしての最後のアルバムで、制作プロセスもちょっと違いました。

実は、5、6年バンドを離れていたんです。VH1の番組か何かで再結成の話が出て、戻ってきました。それで「新しいレコードを作ろう」って話になったけど、バンド内の問題が解決してなくて。スタジオに入ったけど、何も上手くいかなくて、流れも悪いし、私自身もちょっとメンタルがやられてました。状況が最悪で、コントロールできるものが何もなかった。リスペクトも感じられず、結局そのセッションは失敗に終わりました。みんな家に帰って、「もうダメかな」って感じでした。

その時、6つか7つの曲を録音しようとしたけど、出来がひどかった。でも、誰かがその音源を『ロスト・イン・ベガス』って名前でリリースしようとしてるって噂を耳にしたんです。私は5、6年バンドにいなかったから、こんなひどい音源が私の復帰作として世に出るなんて絶対嫌でした。それで、みんな家に帰った後、当時妻と別れて新しい彼女ができたタイミングで、急にインスピレーションが湧いてきて。曲を次々に書き上げました。「レイジー・デイジー」「ジョニ・リン」「プレイグラウンド」「オルタード・ステーツ」なんかを1、2週間で書きました。あと、昔のデモ曲「ロール・アウェイ」もこのアルバムで使いました。

ベガスに戻って、ドラマーのヴィニー・コステロと2人でレコーディングを始めました。ヴィニーがドラムを叩き、エンジニアと共同プロデュースをして、私はギターを弾いて、ジャムってたんです。そこで「ディソナンス」のリフが浮かんで、とてもカッコいい曲になるって感じました。ギターのパートを弾くのが楽しくて、1日かそこらで「ディソナンス」が完成しました。そこには私とヴィニーの2人だけ。他の曲、例えば「ハイ」「シカゴ」は前のセッションからの曲で、「ハイ」は良かったけど、他の曲はひどかったです。プリンスのカバーとか、ゴミみたいな曲もあった。

結局、このアルバムはソロアルバムみたいな感じで作りました。私とドラマーだけで作って、後で他のメンバーが興味を持ってベガスに来て、チップがベースを録り直したりしました。でも、アルバムに追加された曲のいくつかは、私が知らないうちに勝手に加えられたものでした。例えば、チップが書いた曲があって、レコードを手にするまでその存在すら知らなかった。それにはかなりイラっとしました。イナフズナフではそういうことがよくあって、後からどうしようもないことが多かった。プリンスのカバーや「シカゴ」っていう曲も、チップが私のいない間に完成させてて、私が歌うはずのコーラス部分がなくなってたり。最終的に私がハーモニーを加えたバージョンはミックス時に消えて、チップが全部歌ったバージョンだけが残りました。なんでそうなったのか、今でも不思議です。

でも、全体としてはソロアルバムがイナフズナフのアルバムになった感じで、とても良い出来だと思います。自由に作れたし、ストレスや対立もなくて、ヴィニーと私だけで作って、チップが後でベースを録り直した時にまた少し絆が戻った感じでした。良いレコードを作ると、絆が生まれるんですよね。

前のアルバム『ウェルカム・トゥ・ブルー・アイランド』も良かったけど、ミックスで問題が起きたりして。『パラフェルナリア』『10』『セブン』『トゥイークド』と、最初の1985年のデビュー盤から『ストレングス』『アニマルズ』と、どんどん良くなって、『ディソナンス』イナフズナフの最後のアルバムだと私は思っています。今のイナフズナフは、もう本物じゃないと思うけどね。

アルバムの中でも好きな曲「プレイグラウンド」は以前何かのインタビュー(B!かな?)でドニーが酷評していたのでてっきりチップ主導の曲かと思っていました。ここにきて新たに知る事実。すいません…。

16:06

Obviously you are a huge Beatles fan, bụt who were you a fan of in the hair days of metal?

What was the influence behind “Smokin’Hot Lollipop“? Such a cool song!

ビートルズの大ファンだけど、ヘアメタルの時代には誰のファンだった?「スモーキング・ホット・ロリポップス」の影響は?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=965

もちろんビートルズの大ファンです。クラシックロックも大好きで、レッド・ツェッペリン、エアロスミス、ストーンズ、ビートルズ、AC/DC、ラッシュとかね。ヘアメタルに関しては、バンドの名前をあまり知らないし、ほとんど聴いてませんでした。ヴァン・ヘイレンは大好きで、とても衝撃を受けた。デフ・レパードもヘアメタルに入るかわからないけど、良かった。テスラも良かったね。ポイズンはミュージシャンとしてはそんなに尊敬してなかったけど、ソングライティングやキャラ、持ってる才能を最大限に活かしてたのはすごいと思った。タイミングも良かったよね。ウォレントは最初は好きじゃなかったけど、ジェイニーと会って一緒に過ごして、他のレコードを聴いたら、結構好きになりました。その時代の他のバンドはあんまり覚えてないかな。

「スモーキング・ホット・ロリポップス」『ディソナンス』の頃に書いた曲で、ベガスにいて新しい彼女ができた時にアイデアが浮かびました。ちょっとチープな曲だと思ってたけど、一緒にいたやつがこの曲を気に入って、トラックを作りたいって資金を出してくれた。私はそんなに好きじゃなかったけど、ヴィンス・ローリアも参加して、ビデオも撮りました。でも、この曲にはそんなに心が入ってなかった。その後、ソロアルバム『ラップド・アラウンド・マイ・ミドル・フィンガー』を作った時に、この曲と「ダディーズ・ガール」を追加しました。そのアルバムは最高だったけど、この2曲はちょっと違う要素を加えた感じで、楽しかったです。

ヴィンス・ローリアって人、ここで絡んでいた映画音楽の人だ!音源消えちゃったけど。探しても見つからない…

23:09

What do you think of the Wildheart‘s cover of “Time to let you go“?

ワイルド・ハーツが「タイム・トゥ・レット・ユー・ゴー」をカバーしたことについてどう思う?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=1387

ワイルド・ハーツは知らなかったし、誰かがカバーしてることすら知りませんでした。数年後にファンがそのバージョンを送ってくれて、聴いたらすぐに気に入りました。グランジっぽくて、ダーティでヘヴィで、とても良かった。私自身のバージョンにはもう飽きてたからね。ジンジャーと友達になって、誰かが私の曲をカバーして自分たちのテイストを加えるのは名誉なことだと思う。普通のカバーじゃなくて、別の視点でやってくれるのが好き。実際、イナフズナフはそのバージョンをライブでやってました。まだ好きなバージョンの一つです。

チープ・トリックの面白い話は?

チープ・トリックとの話はいっぱいあるよ。一番覚えてるのは、彼らに会った時のこと。アパートで友達や彼女とパーティして、コカインとかやってた。ビールを買いに行こうとセブンイレブンに歩いてたら、路地でロビン・ザンダーっぽい人が小便してて。「ロビン・ザンダーじゃね?」って思ったら、彼が「ドニー!」って。めっちゃびっくりした。友達のルネーが彼らのショーに行って、チープ・トリックを私のアパートに連れてきたんだ。リックトムロビンが私の小さなアパートでコカインやってて、トムはずっとチップと電話で話してた。

彼らのスタジオで「サレンダー」なんかを一緒に歌ったこともある。ロビンがソロアルバムを作ってた時、チープ・トリックのボーカルやってみる?って話もあったけど、メインのやつを代わるなんて無理だよね。チープ・トリックの話はまだまだあるよ。

28:25

What’s your favourite album that you played on ?

自分が演奏した好きなアルバムは?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=1705

他の人のレコードにはほとんど参加してないけど、自分のアルバムで一番好きなのは『ビューティフル・シングス』。とても丁寧に作ったアルバムで、ヘヴィなギターじゃないから、他のアルバムみたいにギターで楽しむ感じとは違う。『ディソナンス』はギターを弾くのがとても楽しかったし、良い仕事したと思う。ジェイク・イー・リーが後で私のパートをオーバーダブして、トーンやテクニックを強化してくれたけど、基本は私の演奏。レスポールとマーシャルでガンガン弾くのは楽しいけど、『ビューティフル・シングス』はもっと繊細で、クリーントーンだからミスが目立つ。でも、それが一番好きなアルバム。

31:04

Did Paul Gilbert tell you ahead of time that he was putting your name in his song “Girls who can read your mind” ?

ポール・ギルバートが「ガールズ・フー・キャン・リード・ユア・マインド」にあなたの名前を入れたことについて事前に知ってた?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=1864

いや、ポールとはしばらく会ってなかった。日本のマフィアに命を狙われてた時期があって、隠れてたんだ(理由は話さないけど)。ネルソンの家にしばらくいて、曲を書いたりしてた。その後、ポールが家に招いてくれて、録音したり一緒に過ごしたりした。イナフズナフの最初の全米ツアーがミスター・ビッグと一緒だったから、ポールとは友達で、お互いリスペクトしてた。彼の当時の妻がフェルナンデスギターで働いてて、私にエンドースメントをくれて、ギターの面倒をとても見てくれた。彼女が可愛くて、ちょっとクラッシュしてたけど、友達の妻だから何もなかったよ。

後で「ガールズ・フー・キャン・リード・ユア・マインド」を聴いたら、私の名前が出てきて、「あ、気づいてたんだ」って思った。ポール、愛してるよ、親友だよ、絶対そんなことしないから!

もしかして日本のマフィアに命を狙われていたことがあったから来日できないの?

33:22

How do you feel about Enuff ZNuff being in the “underațed” category (like Y&T), but having such strong fans?

イナフズナフがY&Tみたいに過小評価されてるけど、熱いファンがいることについてどう思う?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=2002

最高のファンがいるよ。数はそんなに多くないけど、特に私個人に対して、とてもサポートしてくれて、曲がどんな影響を与えたか教えてくれる。過小評価されてるかって言うと、露出が少なかったからね。知ってる人はみんなバンドを愛してくれて、過小評価なんて思わないよ。

35:07

Strength is one of my favourite rock albums ever. Were the songs written about life experiences and inspirations ?

『ストレングス』は最高のロックアルバムの一つ。人生の経験やインスピレーションから書かれたもの?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=2106

『ストレングス』は、ひどい彼女との別れの時期に書きました。とてもダメなやつで、家にいる時間が少なかったから、ただ一緒にいるだけの関係だった。でも、彼女を追い出したら、ドラッグディーラーと一緒に暮らし始めて、コントロールできない状況に頭がおかしくなりそうだった。その状況が『ストレングス』のデモや初期の曲に反映されて、かなりヘヴィで辛かった。彼女が急にスイッチを切り替えたみたいな感じで、どうしようもない。その感情が歌詞に込められてて、どの曲も心から書いたもの。インスピレーションがあって書くんだ。

37:24

What’s the inspiration behind “Guilt n’ Shame“? Where did thạt bit of genius come from ?

「ギルト・アンド・シェイム」のインスピレーションは?その天才的なアイデアはどこから?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=2244

「ギルト・アンド・シェイム」は今でも天才的だと思う。めっちゃ不適切で笑える。甥のルイ・ベイスと仲良くなり始めた頃で、彼が小さい頃はLAやテキサスとかで過ごしてて、あまり会えなかった。2015年くらいに逮捕されて刑務所に入って、シカゴエリアに戻ってきて、ルイとつながるようになった。彼が小さなおもちゃで遊んでて、一緒にふざけて「ヘイズ・フォー・ホーシズ」って曲を作った。彼が歌って、父親がビデオに撮って、とても可愛かった。

その後、「ホワイル・アイ・ワズ・ピッキング・コットン・シー・ガット・レイド」とか、どんどんクレイジーな曲を書いた。何年もギターを弾いてなかったけど、また書き始めて、楽しかった。7、8歳の男の子が「ヘパタイティスC」「バターフェイス」「ボビング・フォー・アップルズ・イン・ザ・ヘア・パイ」とか歌ってるのが一番面白い。めっちゃ不適切なヒルビリーのパロディで、もっとたくさんの人に聴いてほしい。

41:31

Do you remember the time in Philly when that bunch of young punks gave you guys $100 to let their friend sing “For Now” on stage ?

フィラデルフィアで若いパンクたちが100ドル払って友達に歌わせた時のこと覚えてる?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=2491

その具体的な出来事は覚えてないけど、そういうことはよくやってた。チップと私はセットリスト見て、「また同じ曲かよ、飽きた」って言ってた。「ニュー・シング」「フライ・ハイ・ミシェル」みたいな曲で、急に「100ドルでステージに上がって歌ってみない?」ってやってた。ある時、男がステージに上がって20ドル札を渡してきた。4人いたから分けられないから、私が40ドルキープした。そんな感じで、たまに小遣い稼ぎして、ドラッグやウィード買ったりしてた。楽しかったよ。またライブやったら、100ドルでファンに歌わせるのやるかも。

サースティ・ウェイル(クラブ)について

サースティ・ウェイルはとても楽しかった。最高のショーをやってた。週末に4回のショーを2日でやって、昼はオールエイジ、夜中は大人向け。そのクラブはいろんな「課外活動」があって、現金を直接もらってエージェンシー通さなかったから、茶色い紙袋に大金が入ってた。半分はクラブで使っちゃってたけどね。4回連続のショーはキツかった。デレクと私は寝ないでやってた。一回、4回のショーやって、1ヶ月後にまた4回やったんだけど、その間ずっと起きてて、ヘロインとコカインやってた。医者や看護師も信じないけど、1ヶ月寝ないで8回のショーと曲作りやってた。超人だったよ。

44:48

When you first performed live on Television, were you nervous?How did it make you feel?

テレビで初めてライブした時、緊張した?どんな気持ちだった?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=2687

初めてテレビで演奏したのは、地元の小さなショーだった。新しいアルバムから「イノセンス」って曲をやった。慣れてきて、いつも自信があったから緊張しなかった。自分たちがどれだけ良いか知ってたから、いつもちゃんと届けられた。ハムっぽく振る舞ったり、レターマン出演時の顔とか、今見るとバカバカしいけどね。ステージ恐怖症は最初のショー、女性のためのエイズイベントで歌った時だけ。イナフズナフのメンバーとステージに立つ時は、いつも上手くいくってわかってたから怖くなかった。昔は声が出るか心配だったけど、心配しなくなったら問題なくなった。全部頭の中の問題だよね。

52:22 and 55:09

What is your favourite memory of Ricky Parent ?
,also what is the inspiration for the song “It’s no good“?

リッキー・ペアレントの好きな思い出は?「イッツ・ノー・グッド」のインスピレーションは?

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=3142

「イッツ・ノー・グッド」「キス・ザ・クラウン」イナフズナフ以前に他の人と書いた曲。誰だったか忘れたけど、後でアルバムに入った。「キス・ザ・クラウン」はデビュー盤に入ったけど、スペースの無駄だったと思う。「イッツ・ノー・グッド」はどのアルバムに入ったか忘れたけど、イナフズナフ以前の曲。

リッキー・ペアレントの思い出はたくさんある。一番は、黒いベルベットのベルボトムパンツをあげたら、それを「バットスーツ」って呼んで、知ってる間ずっと毎晩履いてたこと。ショーの後、めっちゃ飲んで泥酔して、絶対女と寝なきゃって感じだった。泥まみれでブッシュの中で女と出てきたり。ある時、誰もいなくて、バッグレディ(ホームレスの女性)見て「いや、やめろ!」ってバスに引きずり込んだ。リッキーとは『セブン』『トゥイークド』、『パラフェルナリア』の曲を2人で書いてトラッキングした。彼は最高のドラマーで、親友だった。彼が亡くなったのは悲しいけど、優しいやつだった。

57:38

The meeting and interactions with Clive Davis ?

最後の質問:クライヴ・デイヴィスとの出会いや交流について

https://youtu.be/7sKYpTkJm7k?t=3458

クライヴ・デイヴィスの話はたくさんあるけど、最初のミーティングはアリスタに行く前夜、ニューヨークのバーで早く祝いすぎちゃって。友達とクラック(コカイン)を買いに行ったら逮捕されて、24時間くらいマンハッタンの拘置所にいた。怖い経験だった。バンドはクライヴとミーティングして、プレゼンしてたけど、私は留置所。おじいさんが病気って嘘ついたらしい。すごいプレゼンだったって聞いたけど、私は行けなかった。今日の質問はこれで終わり。また楽しかったから、シリーズで続けたいね。

クライヴ・デイヴィスは当時のアリスタレコードお偉いさんね。
ポール・ギルバート「Girls who can read your mind」の曲にあなたの名前を入れることを前もって言っていたのか?には笑ってNoって言ってますね。

私が質問するとしたら、そうだなぁ、

Q.過去(この1993年のとき?ここだと2000年も共演してる…)にDef Leppardジョーエリオットがドラムでドニーがボーカルというメンツで演奏している写真をみたことがあります。なんの曲を演奏したの?また、彼らの印象は?
Q.今まで共演したミュージシャンで印象に残っている人は誰?また今後共演したい人は?

パッと浮かぶところではそんなとこかな。
(→Def Leppardとのことは質問してみたらこの後の回で取り上げてもらえました^^/)


これ面白そうなのでシングル等発表の合間にまたやって興味を引き続けてほしい。次は字幕付きでね。


ここまでが当時の質疑応答の1回目。当時気づかなかった質問もあったり、マニアックな機材のことなのでここに取り上げなかった質問もありますが、いろいろと答えてくれています。

こことは関係ないんだけど、最近(2025.05)知った事実として、Spotifyサービスのドニーのリスナーの数が少ないこと。今までそういう詳細な数字を見られることを知らなかったこともあり、かなりの驚き。嘘やろ?

【Q&A】Q&A Session Part2

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