Steve(ホスト) それでは、Another Cool Rock podcastのまた新しいクールなエピソードへようこそ。 ホストのSteveです。今日はめちゃくちゃ興奮しています。 私が初めて彼の声と音楽を聴いてからずっと大ファンだった人と話すことができました。 その人はDonnie Vieです。 この名前を知っている人は、きっと彼の声と曲を世界に広めたバンド「Enuff Z’nuff(イナフズイナフ)」も知っているはずです。 Donnieは数年前にEnuff Z’nuffを離れて、それ以来素晴らしいパワーポップ・ロックを作り続けています。 今日は彼の新曲限定7インチ・シングル「Plain Jane」と、John Lennonの名曲「Instant Karma」の素晴らしいカバーをB面にしたシングルについて話してもらいました。 Donnieは最近、Little Steven Van Zandtのレーベル「Wicked Cool Records」と契約したばかりで、このシングルの後に彼の最新ソロアルバム『Beautiful Things』の再発も予定されています。「Plain Jane」はそのアルバム収録曲です。 7インチ・ヴァイナルは今すぐdonnievie.comとdonnievie.bandcamp.comで入手可能です。 「Plain Jane」と「Instant Karma」はストリーミングサービスでも聴けます。 私と同じようにSiriusXMでLittle StevenのUnderground Garageを一番に設定している人は、そこでも「Plain Jane」が流れるはずです。 Donnieとの会話は最高に楽しかったです。 彼の素晴らしい曲の書き方についても話しました。 彼は作詞作曲のプロセスをすごく分かりやすい例えで説明してくれて、私の中で「ああ!」という瞬間がありました。 絶対に聞いてもらいたいところです。Enuff Z’nuffについても少し話しました。 実はそこで、私が超恥ずかしい&爆笑ものの歌詞間違いをやらかしてしまいました。 私の大好きなEnuff Z’nuffの曲の1フレーズを、30年間ずっと間違えて歌っていたことが判明したんです。 本当に恥ずかしくて笑えるミスでしたが、これは絶対にカットせずに残しました。 生放送みたいなもんですからね。ミックスで直せないこともあるんですよ。 それでは、Donnie V.との会話を楽しんでください。 終わったらぜひdonnievie.comやお気に入りのストリーミングで彼の音楽をチェックしてください。 聴いてくれてありがとう!
Steve じゃあ、始めましょう。 最近新しいレーベルと契約したんだよね?
Donnie V. うん。Wicked Cool Records、Little Stevenのレーベル。 すごくいいロースターだよ。 だから今、シングル「Plain Jane」を出したところ。 実際のレコードはdonnievie.comで買えるよ。 あとラジオでもかかってるみたいだし。 今ここでインタビュー受けてるのが一番分かってることかな(笑)。
Steve もちろん分かるよ。Little StevenのSiriusXMのステーションでも流れるよね。 「Plain Jane」は最新アルバム『Beautiful Things』からの曲だよね? すごくいいアルバムだし、彼らが再発もするんだよね?
Donnie V. うん。そう。 実はあれ、ほとんどリリースされなかったんだ。 ただネットにあっただけで、プロモーションも何もなくて、死んだも同然だった。 本当に存在してなかったようなもの。 だからこの人たちに感謝してる。 やっとチャンスがもらえるかもしれない。
Steve 本当に素晴らしいレコードだよ。二度目のチャンスに値する。 Little Stevenのレーベルならちゃんと広めてくれるはず。 そしてB面の「Instant Karma」のカバーも最高だね。 John Lennonのクラシックだけど、君のバージョンは本当に自分のものにしてる。 どうやってこのカバーが生まれたの?
Donnie V. レーベルと契約したときに、アルバム全部とボーナストラック4〜5曲を渡したんだ。 その中の1つがこれ。 数年前に録ったやつで、膵炎で死にかけた直後だった。 病院から出てすぐの頃。 いろんな人が集まってくれて、この曲とビデオを作ったんだ。 反いじめをテーマにしたビデオもあるよ。 それをボーナスとして渡したら、彼らがB面に選んでくれた。
Steve すごくいいよね。 「Instant Karma」の歌詞って本当に時代を超えてる。 今の世界の状況にもぴったり当てはまる。 いつも何かクレイジーなことが起きてるし、すごく強いメッセージがある。
Donnie V. John Lennonは本当にタイムレスだよ。 神が人間を通して働いてたんだと思う。 他のビートルズのメンバーもそうだけど、あの時期は世界の進化の特別な瞬間だった。
Steve 本当にそうだよね。 特に67〜70年の3年間であれだけの名盤を出したって考えると信じられない。
Donnie V. 星が完全に揃ったんだよ。 あれだけ極端なことは前にも後にもない。
Steve 『Beautiful Things』の再発にあたって、ツアーとか予定はある? 今年後半はどうなる予定?
Donnie V. 需要があればやるよ。 価値があればどこでもプレイする。 ただ、払ってまで出るのは嫌だね(笑)。
Steve 分かるよ。 実は私、1989年にラジオで「For Now」を初めて聴いてからずっとEnuff Z’nuffの大ファンで、 君のソロも毎回楽しみにしてる。 君の声とメロディと歌詞はずっと心に刺さってるんだ。 だからぜひライブで見たいな。
Donnie V. ありがとう。それはすごく嬉しいよ。
Steve Enuff Z’nuffについてはもう散々聞かれてると思うから深くは聞かないけど、 ファンとしてどうしても聞きたい曲がある。 アルバム『Seven』収録の「On My Way Back Home」。 30年近く経っても毎回心に刺さる、本当に素晴らしい曲だと思う。 この曲の背景ってどんな感じだったの?
Donnie V. あの時期は「On My Way Back Home」みたいな曲がたくさんあった。 かなり暗い時期だったんだ。 まだ色は残ってたけど、その後もっと醜い暗闇が来た。 真夜中に一人で起きてて、頭おかしくなりながらギター持って、 リラックスしようとしてたら自然に曲が出てきた。 純粋な感情なんだよ。 自分で聴きながら作ってく感じ。Steve 純粋な感情ってのがまさに伝わってくる。 特にあのライン、「I want my mommy back」ってところ。 すごく共感するんだ。
Donnie V. (笑)私のママは戻ってこないよ。 実はママもパパもいなかったようなもんだったから。 母ちゃんはいたけどね。
Steve (笑)いや、30年間間違えて歌ってたのが発覚して超恥ずかしいんだけど、 本当の歌詞知ったら逆にカッコよく見えるよ(笑)。
Donnie V. 今の方がずっとクールに見えるだろ?
Steve 完全にそうだよ。 でも本当に、君の曲は書いた瞬間の感情がそのまま出てるよね。 特に『Beautiful Things』はすごく自伝的。
Donnie V. 全部が全部じゃないよ。 ストーリーテリングの曲も多い。 自分の経験を全部使って物語を作ってる。 でも「On My Way Back Home」みたいなのは、まさにその時の気分そのもの。 かなりヤバい精神状態だった。
Steve それなのにメロディはどこか浮き立つ感じがあって不思議だよね。 あと、あの曲でDerekがいなくなってから初めて自分で全ギターを弾いたんだよね?
Donnie V. そう。あれが最初のギターソロ。Derekがいなくなってから、ゲスト以外は全部自分でギター弾いてる。 意外と知られてないけどね。
Steve マジで? 今すぐ聴き直したくなったよ。 新しい視点で聴ける。ありがとう。
Donnie V. 『Seven』とか『Tweaked』とか『Paraphernalia』は全部一つの長い時期みたいな感じだった。 曲がバンバン出てきた時期。
Steve 感情が燃料なんだよね。特に悪い感情の方がパワフルだったりする?
Donnie V. うん。悪い感情の方が強いことが多い。 でも音楽は感情から来るべきだと思う。 数学的に計算された曲もあるけど、本来は感じさせるものでないと。
Steve じゃあ作詞作曲のプロセスってどんな感じ? メロディから? リフから? どこから始まるの?
Donnie V. 頭の中に小さなアイデアがポッと浮かぶんだ。 昔は携帯のボイスメモなかったから覚えておくしかなかった。 一晩で5〜6個浮かぶと覚えきれない(笑)。 今はすぐ録音できる。 で、後でギター持って掘り下げていく。 たまに全然違う方向に行くこともあるよ。
Steve 面白い! 全部のパーツが貯まってる「部品置き場」みたいなのがある感じ?
Donnie V. そう、まさに「部品置き場」がある(笑)。 でもあんまり使いたくないんだよね。 安易に部品をはめ込むのはなんか違う。 それぞれの曲は自分の体を持ってるべきだと思う。 曲が自分で「私はこうなりたい」って教えてくれるんだ。 タンブラー(錠の内部のピン)がカチカチってはまっていく感じ。 全部揃った瞬間、鍵が回って「バン!」って曲が生まれる。 魔法みたいだよ。
Steve そのタンブラーのたとえ、めちゃくちゃ分かりやすい! 視覚的にイメージできたよ。
Donnie V. 今日この例え思いついたんだ(笑)。 ギターパートとかドラムとか個別の部品が、ある瞬間に全部揃って花が咲くみたいになる。
Steve 『Beautiful Things』ができた経緯を聞けてすごく良かった。 特に「I Could Save the World」とか「You’re Breaking Me Down」みたいな曲が、 リハビリや治療プログラムを終えた直後に一気に生まれたってのが衝撃的だよ。 ギターも歌も何年も触ってなかったのに、いきなりスイッチが入った感じ?
Donnie V. そう。 治療プログラムが終わって、初めて「じゃあ次は何する?」ってなった瞬間に、 「I Could Save the World」が頭に降りてきた。 すぐデモ録りしたんだ。 指も全然動かなかったのに。 妹にギター持ってきてもらって、ミシガンの田舎の小さな家で録った。 12時間もしないうちに曲ができてて、自分で聴いて「なんだこれ…」って(笑)。 次の曲もすぐ来たし、バンバン出てきた。 本当に「何か」が動いたんだと思う。 見えない何かがあるって確信したよ。
Steve それ聞いて、アルバムの背景がより深く分かった。 だからこそWicked Coolから再発されるのは最高だね。 もっとたくさんの人に聴いてほしい。 俺はアルバム派で、1曲目から最後まで通して聴くんだけど、 このアルバムの流れ、シーケンスが完璧だよね。
Donnie V. ありがとう。 俺にとっても、これがアーティストとしての完璧なビジョンだった。 最初から最後まで、自分の理想通りにできた唯一のレコードだと思う。 Paul Gilbertのイントロのギターから始まって、最後まで全部繋がってる。 だからアナログ盤にするのも難しかった。 どこでA面とB面を分けるか悩んだし、 ボーナストラック追加とかも絶対ダメだって思った。 それ入れると別のアルバムになっちゃうから。
Steve 確かに。聴く人はシャッフルせずに1曲目から通して聴いてほしいね。
Donnie V. そうだね。 でもバラで聴いてもいい曲だとは思うけど(笑)。 実はこのアルバムをフルでライブでやったことがあるんだ。 シカゴでバンド組んで、2〜3回やった。 一番良かったのは全部再現して、 ハーモニーもキーボードの壁みたいな厚みも全部再現したやつ。 人生で一番楽しかったステージだったかも。 もちろん「New Thing」や「Fly Michelle」もやったけど。Steve Paul Gilbertの参加もすごいよね。 君のキャリア通して、いろんなゲストが参加してるけど、 Paulとはどういう縁で?
Donnie V. なんで俺のこと好きなのか分からないけど(笑)、 彼は天才だよ。エキセントリックな天才。 だから波長が合うんだと思う。 久しぶりに連絡して「新しいレコード作ってるんだけど、ギター弾いてくれない?」って頼んだら、 快諾してくれて。 スライドのパートが必要だったんだけど、 彼が送ってきたトラック聴いたら、イントロでめちゃくちゃジャムってるんだよ(笑)。 コ・プロデューサーと「何これ!?」って。 でもPaulだから、もうこれ以上変えないだろうなって。 で、俺が逆再生のストリングス重ねて、 エコーとかパンとかハーモニー足して、 そしたら突然全部が繋がった。 Willy Wonkaのチョコレート工場に乗ってるみたいなトリップ感になった(笑)。 彼は本当に先に「これだ」って見えてるんだよ。天才。
Steve それがアルバムのペースを決めた感じだね。 曲たちが自分で「こうなりたい」って教えてくれたんだ。
Donnie V. まさに。
Steve 今シカゴのBlue Islandに住んでるんだよね?
Donnie V. うん。Blue Island。南シカゴ。
Steve 俺はミネアポリスだから、イリノイはちょっと知ってる。 最近は…大変そうだね(笑)。
Donnie V. ドア閉めとけってよく言われるよ(笑)。 でもまぁ、もっとひどいこともあるさ。 俺じゃなくて良かったって思う日もある(笑)。
Steve Enuff Z’nuffの頃から、みんな「シカゴ」って言うけど、 君たちはいつも「Blue Island」って言ってたよね。 そこが特別な感じがして好きだった。
Donnie V. シカゴって言えば大まかに分かるけど、 住んでるのは完全にBlue Island。 全然違う街だよ。 名前は綺麗だけど、実際は…まぁ普通の街(笑)。 でも年取ってから見ると、昔より可愛く見えるようになった。
Steve 「Blue Island」っていう曲もあるよね。 俺の棚にそのアルバムあるよ(笑)。 小さな町からあんな才能が出てくるって、なんか不思議だよね。 星が揃った瞬間みたいな。
Donnie V. まさに。 でも今はすごいものが埋もれてるよ。 俺のレコードだって、Wicked Coolがなかったら永遠に埋もれてた。 世の中に埋もれてる名盤が山ほどあると思う。
Steve FOMO(取り残される不安)だよね。 ストリーミングがいっぱいありすぎて、何を聴けばいいか分からない。
Donnie V. 俺はもう音楽あんまり聴かない。 全部のサービス入ってるけど、 好きなものは聴き尽くしちゃってるから。 テレビとか映画見てる方が多いかな。 たまに新しいプロダクションで自分の曲を聴いてみたいとは思うけどね。 ヒップホップっぽいミックスとか。
Steve 最近気になってるアーティストとかいる?
Donnie V. Youngbloodってやつ、めっちゃいいよ。 本物だと思う。 声も曲も最高。 あとChappell Roanとか、Lady Gaga、Bruno Mars、Justin Bieberとか、 曲がいいよね。 でも俺の中ではちょっと違うカテゴリーかな。 才能はすごいけど。
Steve もう長く引き止めちゃったね。 今日は本当にありがとう。 『Beautiful Things』は本当に素晴らしいアルバムだよ。 これからも新しい音楽楽しみにしてるし、 シカゴでライブやってくれたら絶対行くから!
Donnie V. ありがとう。 レジデンシーとかだったら俺のスタイルに合うかもね。 毎週決まった曜日に同じところでやって、 セットリストはその日次第みたいな(笑)。 でも毎晩同じお客さんだと飽きるから、いろんな人が来てくれたらいいな。 旅行はもうストレスで無理。 不安が強いから、明日手紙出すだけでも今から緊張してる(笑)。
Steve 忙しくしてるみたいで良かった。 俺も宣伝するよ。 本当に音楽ありがとう。 今からまた「Plain Jane」と「Instant Karma」聴くわ。 7インチも買うね!
Donnie V. いつでも連絡して。 何かあったら言ってくれ。 じゃあね、良い週末を!
Steve ありがとう、
Donnie。 良い週末を! バイバイ。
AI翻訳より
今回の「On My Way Back Home」のように、1曲を掘り下げてくれるインタビューはありがたい。
最後”旅行はもうストレスで無理”って言ってますね。
ということは日本は無いのか…
ま、それでも音楽活動さえ続けてくれていればそれだけで救われるし、ファンとして最高の喜びなのであります。

