Wrapped Around My Middle Finger (2012/02/27)
アルバム概要
このアルバムを語る際に避けて通れないのがドニーが組もうとしていたL.A. Smoggというバンド。
ドニーがこのL.A. Smoggを組もうとしていたのが2008年頃。このバンドの曲2〜3曲※ほどが先行してMySpaceサイトで聴くことができました。
この時ドニーはEnuff Z’nuff復帰と並行してL.A. Smoggの活動に取り組んでいましたが、結局L.A. Smoggはうまくいかなかったようです。ですが、その頃の曲は2012年に発表されたこのアルバムに引き継がれております。
そのためか、ドニーの他のソロで聴かれるようなアコースティック基調な音作りとは違いバンドサウンドになっています。アルバムの1曲目からハードな曲調なのでアルバム全体の印象もそれに輪をかけています。
収録曲の中ではThe Beatlesのリフをそのまま拝借したわかりやすい「Lisa」がお気に入りですが、「No Escape」や「Rattle On」の淡々とした中にも軽快な曲であったり、重く引きずる「Lil Wonder」もいいアクセントになっていて気に入っています。
「Now Ya Know」にはゲストとしてキップウィンガーが参加していますが、ゲストというよりボーカルでメイン!を張っています。
※収録曲の中の08,10は確かにあった。あと1曲あったような。01だったかなぁ…
収録曲
- 01. Wrapped Around My Middle Finger
- 02. Wunderland
- 03. Lisa
- 04. Daddy s Girl
- 05. Now Ya Know
- 06. No Escape
- 07. Lil Wonder
- 08. Flames Of Love
- 09. Rattle On
- 10. I Won’t Let You Down
- 11. Smokin Hot Lollipop
Spotifyに音源ないのでYoutube音源もリンクしておきます。
投票ページ
投票結果ページ
おまけ
L.A. Smoggについて
L.A. Smoggの活動にも精を出しています。彼(ドニー)は、Myspaceの掲示板に、グループに興味を持ってくれそうなミュージシャンを募集して、完璧なパートナーを見つけた。何百もの回答の中から、CJ Szuterの名前が際立っていた。彼は、The SzutersとMagna-FiでのCJの作品の大ファンだったのだ。CJとは音楽的に気が合いそうだと感じていたが、まさか音楽的な血のつながった兄弟を見つけたとはわからなかった。
https://www.antimusic.com/news/08/may/05Donnie_Vie_Launches_New_Band_As_Enuff_Znuff_Regroups.shtml
ドニー:L.A. SMOGGでは、彼(CJ Szuter)は私のレノンに対するマッカートニーのような存在で、リード・ヴォーカルを分担し、お互いを完璧に補い合っているんだ。また、リンゴ・ボーナムも獲得しました。彼はヴィック・アルファロという名前で活動しています。…
https://blabbermouth.net/news/enuff-z-nuff-in-mixing-mode
名前の出ているCJ Szuterはドニーと一緒にEnuff Z’nuffの2008年Rocklahomaフェスにギタリストとして参加。(そのフェスで売っていたのがアルバム『Dissonance』の限定版。)CJ Szuterはおそらくその時だけの参加だったと思われます。
2008年Rocklahomaフェス関連動画
2008年Rocklahomaフェスの時の動画をリンクしておきます。